2024-02-04 09:27 追加
群馬・角谷未波がサーブと安定のトスワークで勝利に貢献。GSS東京「最後の隠し玉」光広のぞみ(東海大2年)がコートで躍動。浜松が4連勝で5位に浮上 V2女子
V2女子の結果
V女子
バレーボール2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は2月3日にヤマト市民体育館前橋(群馬県)にて2試合を開催した。
第1試合はブレス浜松対リガーレ仙台。
5位(仙台)と6位(浜松)の直接対決は浜松が3-1で勝利した。
ファイナル3を目指して双方負けられない1戦であったが、浜松がサーブで仙台のディフェンスを崩し、試合の主導権を握って押し切った。
浜松は4連勝。ポイントで仙台を上回り、5位に浮上した。
第2試合は群馬グリーンウイングス対GSS東京サンビームズ。
地力に勝る群馬がGSS東京を3-1で破り、ホームの熱い声援に応えた。
群馬はサイドのハンタヴァ・エヴァンゲリアが19得点。ケガから復帰し、順調にシーズンを過ごすミドルブロッカー安福若菜が12得点。途中出場の林田愛佳が5つのブロックを含む14得点の活躍。
セッターの角谷未波は古巣相手にサービスエース3本を決め、安定したトスワークでチームを勝利に導いた。
今シーズン未勝利のGSS東京は、岡山から移籍加入のミドル付欣田、東海大学在学中の光広のぞみらが活躍し、強豪群馬相手にセットを奪う健闘を見せた。
毎年、サプライズ入団があるGSS東京。今年度も上沢沙織(日立Astemo)、付欣田(元岡山シーガルズ)、清田萌(元ヴィクトリーナ姫路)などV1経験者が加入したが「最後の隠し玉」があった。
光広のぞみは東海大学2年生。大学リーグを視察中、その躍動感あふれるプレーに「目が釘付けになった」笛木彰監督が獲得を熱望。大学と並行して今シーズンGSS東京でプレーすることが決まった。
得意なプレーはサーブと語ってくれた光広選手。22得点(バックアタック4、ブロック2、サービスエース2)の奮闘に、敵将・齋藤真由美監督からも賛辞の声が贈られた。
GSS東京にとっては昨シーズンの中澤恵に続く現役大学生プレーヤー。今後のさらなる活躍に期待したい。
次戦は2月4日。同会場で群馬対仙台の試合が開催される。
2月3日終了時点での勝敗は下記の通り。
・姫路(12試合12勝0敗、36ポイント)
・JAぎふ(12試合10勝2敗、27ポイント)
・ルートイン(14試合11勝3敗、31ポイント)
・群馬(12試合8勝4敗、23ポイント)
・浜松(11試合6勝5敗、21ポイント)
・仙台(11試合6勝5敗、18ポイント)
・熊本(13試合4勝9敗、13ポイント)
・大野石油(11試合2勝9敗、7ポイント)
・千葉(12試合1勝11敗、4ポイント)
・GSS東京(12試合0勝12敗、0ポイント)
V3は岡山県で倉敷アブレイズとアルテミス北海道が対戦。
倉敷が3-0でアルテミスを破り、再び首位浮上を果たした。
撮影 堀江丈
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