2024-02-10 04:06 追加
浜松・水上真悠子主将「大林素子GMは覚悟を決めてブレスに来てくれた。選手のために、チームのために、耳を傾け続けてくれます」 V2女子
V女子
●濱田義弘監督
スタートのセットにうまく照準を合わせることができなかったのが少し残念ではありますが、第2セット以降はうちのバレーができていたと思います。
サーブで崩して、相手の速い攻撃を消して、そこからブロックでワンタッチを取って展開する。それができたのが非常に良かったと思います。
今日は少し若泉の数字が出ませんでしたが、そんな中でもレフトの2人がしっかりと決めてくれました。チームの成長を感じます。良い経験ができた試合だったと思っています。
仙台さんには前回、フルセットで負けています。拾われて粘られてこっちがシュンとなってしまう、そんな感じの試合でした。今日は本当に打ち勝ったという感じです。
ーー今季は出だしで勝ち星に恵まれませんでした。現在、上り調子の理由は?
濱田:サーブの精度が上がってきていますし、アウトサイドヒッターのレイレイ(アンドラデ・レイレライニ)がしっかり決めてくれるのも大きいと思います。
彼女は前半、膝の調子悪くて、練習ができない時間もあったのですが、今は上手くリカバリーができていると思います。
ーー若泉選手が結果を出していますね。
濱田:バックアタックを中心に、ジャンプサーブでもエースが取れますし、パワフルなスパイクも持ち味です。良いところをもっと伸ばして、あとはディフェンスを練習して、ですね。
上のリーグでも通用する選手だと思います。さらに頑張ってもらいたいです。
ーー森木選手については?
濱田:攻撃的なセッターになってほしいと常に言っています。ツーアタックだったり、ブロックもそうですね。
トスの部分では、昨年度はクイックがあまり上げられなかったのですが、今季はミドルもバックローもサイドも振り分けて上げることができています。彼女もすごい可能性を感じるプレーヤーです。もう一つ、高いところでやってほしいなと思っています。
ーー浜松と言えばスピードバレー。そこに加えてサーブとバックアタックがチームの持ち味です。今季、そこにさらに加わっている要素は?
濱田:サイドの選手が中に切り込んで短いトスを打つ練習をしてきました。時間差も2、3本あったと思うのですけども、そういったプレーも取り入れながらやっています。
リーグの途中でも変化していかないと対策を取られて勝てなくなります。常に進化していかなければと思っています。
撮影 堀江丈
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