2024-03-03 00:05 追加
JT・林琴奈「ファイナルのNEC戦に向けて対策もそうですし、精度を上げられる練習をしていい準備をしていきたい」V1女子会見
SV女子
●吉原知子監督

今日のゲームの入りのところは非常にサーブも攻めて自分たちでゲーム運びができました。
第2セットからは自分たちのミスというところから少しバタバタし始めました。
上尾さんも昨日もそうですし、今日もディグ、繋ぎも良かったです。
1本目何とか崩せていい形にはしていましたが、そこからやられる事の方が多くて、それを修正するまでに時間がかかりました。
いつも言いますが、良かったり悪かったりでした。
修正がなるべく早く掛けられて良かったかなと思っています。
NECさんは非常にいい形で勝たれたと聞いているので、試合を見ておらずわからないので、また決勝に向けていい準備をしたいと思っています
――コートインタビューでチームが成長されたっていう話をされたが、きっかけがあったのか、それとも徐々に積み上がってきたのかというところと試合中の修正力について。
吉原:成長というのは急にできません。
1試合毎にそのチームとして、個人としての課題に向かい合って、それを少しずつ克服しながら積み上げてきて、ようやく少しここに来てそういうことができるようになってきたかなっていうところでは成長を感じるところです。
修正力は例えばブロックの飛ぶ位置がずっとこうなっているというのを少し変える勇気です。
悪くはないけど、でも良くもない状況で、どこかで変えなないといけない時に大胆にそれができるチャレンジできるようになってきているかなっていうところで、修正力を掛けられるようになってきたという感じです。
――第2セットで取られてから、第3セットに臨む上での切り替えの早さ、選手の意識の変化で感じたところは?
吉原:(第2セットは)サーブミスでなかなか自分たちのリズムが掴みにくかったところが一つです。
サーブのその攻める気持ちはいいけれども、もう少し誰が自分たちの前衛にいるのか相手の前衛が誰なのか、それを含め、少し全体を見てサーブとかを使っていこうかっていうところです。
ファーストサイドアウトは防げていましたが、崩した後にやられるパターンが多かったです。
二段トス(ハイセット)になった時に、ブロックにしても大胆に変えていこうかっていうところでした。
第3セットはそこが少しですが、リズムがつかめてきて、出だしの入りが良かったのが、セットを取れた要因かなと思っています。
――田中選手の投入のタイミングと期待したところは?
吉原:西川選手もそんなに悪くはなかったです。
チームとしての勢いもなくなってきていたっていうのと、田中はやはり今シーズンキャプテンを任せています。
そういう部分では外から見ていて入って行った時にその修正を指示できるという部分では良かったと思います。
もちろんプレーも非常にコンディション良いです。
タイミングが少し早かったか、遅かったかは後でもう1回自分たちの試合を見ないとわからないですが、そういった意味では良かったかなと思っています。
写真:黒羽白
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