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会見・コメント

2024-03-03 00:05 追加

JT・林琴奈「ファイナルのNEC戦に向けて対策もそうですし、精度を上げられる練習をしていい準備をしていきたい」V1女子会見

V1女子JT会見

V1リーグ 女子

2月25日に片柳アリーナ(東京都)で行われたバレーボールV1女子準決勝、JTvs埼玉上尾の試合後会見コメントのうちJT分をお届けする。

■JTマーヴェラス

●田中瑞稀主将(アウトサイドヒッター)
今日の試合はレギュラーラウンドで全勝できたっていうところのプレッシャーもありました。
そこは終わったことなのでまずは今日の一戦に全員で勝ちに行こうというところで入りました。
苦しい時間帯もありましたが、そこは次の一点をどう切るかとか、相手にやられいてることに対して、自分たちがどう対応していくかというところのコミュニケーションをしっかり取りながら前を向いて戦いたのが良かったと思います。
来週は決勝戦で私たちJTとNECさんの2チームしか残っていません。
まずは試合ができるとところに感謝して、自分たちらしいハードワークをして粘り強いバレーをお見せできたらいいなと思います。
●ドルーズアンドレア選手(オポジット)
今日の試合振り返ると簡単な試合ではなくて、課題が多く見つかった試合でした。
次に向けてその課題をどうこうしていくかという、自分たちの課題を見つける上でもすごくいい試合だったと思います。
誰か一人だけで勝ったっていうだけではなくて、本当にみんな一人一人全員で掴み取った勝利だと思います。
雰囲気もチームも凄く良くて積極的にコミュニケーションも取り鼓舞しあっていて、そういう面でもすごくいい試合だったなと思っています。
ファイナル向けてトモさん(吉原知子監督)もよくおっしゃっていますが、技術的な部分だけではなくてメンタルでどれぐらい強い気持ちで戦えるかというところも凄く大事です。
●林琴奈選手(アウトサイドヒッター)
今日は第1セットいい形で入ることができました。
第2セットから自分たちのサーブや、スパイクミスが増えて、なかなかリズムを作ることができませんでした。
そこは各セットでの集中力をもう少し高めていかないといけないなって思いました。
でもその中で第3セットの切り替えというのは本当に皆早くて今の自分たちはどうだったかという課題も分かっていたので、そこを修正できたというのは良かったと思います。
来週に向けてNECさんは凄く粘り強いチームですし皇后杯でも自分たちが何もできずに終わってしまったという部分があります。
そこは本当に気持ちだけで勝負できる部分ではないと思います。
しっかり来週に向けて対策もそうですし、(チーム内の)精度を上げられる練習をしていい準備をしていきたいと思います

――田中選手に。吉原監督がコートインタビューでチームが成長したっていう話をされていたがキャプテンとして成長したと感じている部分は?
田中:私たちリーグが始まる時に本当に直前1週間、2週間前に全員が揃って練習がやっとできたっていうところもありました。
コンビの精度というところは、試合を重ねるごとに高くなってきていると感じます。
ここ1点取らなければいけないところの全員の共通認識というところが、今のチームは凄く高いです。
その一点を取るために、一人一人が何の役割を担い、一つのプレーを精度高くするところが成長できたと思います。
私個人の今日のスタートとしてはベンチで見ている時間があったので、まずは冷静に今のチームがどういう流れ、状況なのかというところを把握していました。
自分が出る時はチームとしてあまりうまく回ってない時が多いです。
今日もそういうところで、まずは守備の面で時間を作ってセッターに余裕を持たせるところ、落ち着かせるような声掛け、逆に士気を高められるような声掛けというところを意識して入りました。

――2連覇(2019-20、2020-21)したチームと比較して、今のチームでここが強いところはあるか?
田中:比較して今が強いかは正直わからないです。
似ているな、同じ感じだなと個人として感じるのは仲間との繋がり、うまくいかない時でもしっかりコミュニケーションをとってどうするかをしっかりできています。
そこが優勝した時と少し雰囲気として似ていると思います。

――ドルーズ選手に。プレーだけではなくそのチーム盛り上げる姿勢、意識について。
ドルーズ:長くプロとしてやってきたので、結構いろんなプレッシャーの中で戦うということも経験してきています。
チームにできるだけいいエネルギーを与えるようにしています。
特に試合の始まりというのがすごく大事で、始まりがうまくいけばその後もいい流れで試合ができます。
特に試合の出だしのところは集中して入るようにしています。
自分のJTでの役割は、チームに明るいエネルギーを与えるものとか、いつも明るくスマイルで、ポジティブなエネルギーをチームに持っていけるよう頑張っています。
日本のバレーボールも特にJTはいろんな規律があってシステムも細かいものがあります。
けれども、自分の役割はいつも笑ったり、ポジティブなエネルギーを持って、みんなもリラックスさせてというところです。
うまくその日本のバレーボールと明るいキャラクターがミックスされてバランスが取れているのかなと個人的に思っています。

――田中選手と林選手に。ドルーズ選手のそういった面を見て、どのような刺激を受けているか?
田中:常にポジティブでいてくれるのでチームがうまくいかない状況だったりとかする時でも笑顔とかもそうですし、ポジティブな前向きな言葉をかけてくれます。
チームとしても。暗くならずに、前を向けることができます。
言葉がなかなか、細かいところまで通じない部分もたまにありますが、そこを感じさせないというかアイコンタクト、いろんなボディランゲージで皆に本当にプラスの影響を与えてくれていると思います。

林:普段もそうですし、試合の中でも本当に明るい方です。
私がもしミスしてもミスしてないかのようにこう明るく笑顔で何か接してくれて次頑張ろうと思える気持ちになります。
暗くならないで、前向きに戦っている姿勢はやチームにとって前向きに戦える気持ちに持っていけます。
そこは本当に感謝していますし、逆にもしドルーズ選手がうまくいかない時は私たちが前向きな言葉、笑顔を見せて安心させるプレイヤーになるのも必要だと思います。
お互いそういった姿勢を見せていければいいかなと思います。

――林選手に。フェイクセットを試みたのが何本かあったが?
林:男子みたいにはできてないですが、 2 本目で打つのは相手からしても準備ができないと思います。
そこは今後も頑張って取り入れていきたいなと思っています。

――ドルーズ選手と林選手に。コートの中に田中選手が入るときの影響、キャプテンとしての存在について。
ドルーズ:田中選手はいつも落ち着いていますし、経験も凄くいつもしっかりしています。
彼女が入ってきてくれれば、今試合で起こっている問題を解決してくれるなと思います。
田中選手とプレーしてもう4年になるので、隣にいてくれると凄く安心もしますしいいコネクションになっていると思っています。
私自身も瑞稀のことを信頼しています。
プレイヤーだけではなく、コーチ、監督も信頼していると思います。
スタートではなく途中から入るのは凄く難しいと思いますが、いつ入ってきてもチームの流れを変えてくれるので、すごく心地良い存在です。

林:私も(JTに)入って6年間一緒にコートに入らせてもらうことが多いです。
1年目からどんな時も落ち着きがあって、どんなボールでも決めてくれる選手だなと思っています。
今日入ってきてくれた時も自分の中では安心したというか1本目もそうですし、落ち着いてきたなと思いました。
心の余裕が私の中でもできたのかなと思うので、そこはどんな時も信頼しているキャプテンです。

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