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会見・コメント

2024-03-15 08:30 追加

東京GB・小田嶋大貴「ファイナルに行けるか行けないかという状況は初めての経験だが、楽しいというかヒリヒリした感じがやっと味わえている」V1男子会見

V1リーグ 男子

●カスパーヴオリネン監督

非常に大事な試合を負けてしまったというのはいろんなトピックで少し落ち込みます。
負けた理由としてはパダル選手のすごいいいゲームだったところです。
またオフェンスもある程度はできていましたが、足りてなかったってとこもありますし、サイドアウトのところでレセプション(サーブレシーブ)も足りておらず、ブレイクポイントももう少し必要でした。
全てのところが少しずつ足りてなく、コンビネーションが足りないことで負けたくないです。
それでもまだチャンスはあったと思います。ただそこを取りきれませんでした。
あといくつか私がチームを助けきれなかった場面がありました。
先週終えた段階でファイナル6に進んでいくという段階で自分たちの良い方向が55%、良くない方向が45%の割合で微妙な感じだったと思います。
今日の試合を終わった瞬間に逆転してしまって、自分たちがいけるのが最大30%で70%ぐらいいけない確率みたいな感じになってしまい少し難しい感じになってしまいました。
もちろんチャンスがないわけではないので、明日の試合と来週の最後の2試合を勝ち抜いて戦いたいと思います。
いつも通り言っていますが、チームとして勝ちます。チームとして負ける時は負けますし、それはチームとしてやっていることです。

――監督として助けられない場面を具体的に。
ヴオリネン:多くの小さいトピックがあります。
具体的に言うならば、試合終盤で1回タイムアウトを取ったタイミングでどうやってサイドアウトをとるかをもっと分かりやすく、こういう風にやった方がいいよと提案できたら良かったなと思います。
他のタイムアウトのタイミングでもブロックのディフェンスのトピックや、その他もろもろそういう細かいところが助けきれなかったかなと思います。
相手が何をしてくるかっていうのがわかっていた段階で、こちらもそれに向けて対策をしてプランを練っていました。
そのプランに実際にずれが生じましたが東レさんがやっていることを自分たちは知っているので、そこに対して自分たちもプランを変えなければいけないところを変えきれなかったところも助けられなかったことの一つです。
今シーズン全体を見た時に背の高いオポジットがいるチームと対戦した時に、特に自分たちは困る傾向にあるところがありました。
今日もそこを払拭できなかった一つのゲームだったかなと思います。
スキルだけではなくて、フィジカルの部分で追いつけていない部分は多少があります。
そこをどうやって埋めるかを今後考えていかなければいけないと思います。
もちろんこのまま戦っていきます。

――先週の日鉄堺BZ戦ではディフェンスからトランジションが嵌っていましたけど、今日なかなか嵌らなかった要因は?
ヴオリネン:ローテーションのマッチアップで噛み合わせがあると思いますが、先週末は今週よりそこの組み合わせが良かったかなと思います。

――東レの強力なブロックに対してどのような対策をしたのかと評価について。
ヴオリネン:もちろんブロックがいいという見方もできると思います。
自分たちもそれに対応して、しっかりスパイクを打ち分けるというところが大事だと思います。
そういう見方もできますが、私はそういう見方はしない(いいブロックと思い込みすぎない)という感じです。
打ち下ろすようなスパイクを背の高いミドルブロッカーの選手に対してするのは賢くないかなと思います。

――ラリー中にブロックポイントを取られることが多かったことについて。
ヴオリネン:自分たちの攻撃の哲学はスピードですが、今日はちょっと遅くなってしまった部分がありました。
また選択のところがうまくいかなかったことがありました。

写真:黒羽白

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