2024-06-13 22:42 追加
女子日本代表、カナダにフルセットの末、惜敗 VNL
VNL女子 カナダ戦の結果
全日本代表 女子

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024女子福岡大会は13日、西日本総合展示場 新館(福岡県北九州市)で予選ラウンド第3週第2戦の試合が行われ、日本はカナダと対戦。勝てば事実上、五輪出場が決定する重要な1戦となった。
日本のスターティングメンバーは、岩崎こよみ、林琴奈、古賀紗理那(主将)、石川真佑、山田二千華、荒木彩花、リベロ・福留慧美(レセプションリベロは小島満菜美)。
第1セット序盤、3-6とカナダにリードを許すが、中盤に古賀のバックアタックで12-11と逆転。セット後半は拮抗した展開となり、なかなか抜け出せない日本。19-19の場面から石川の3連続得点で21-19。しかし、相手のブロックで22-22と再び同点に。ここで途中出場の宮部藍梨のクイックが決まり、23-22とする。林がラリーを制してセットポイントを握ると最後も林が決めて、25-23で日本がセットを先取した。
第2セット、宮部を入れてスタート。その宮部がクイック、ブロックで連続得点し、6-2と日本がリードする。必死でつないだボールを古賀が決めて8-3としたところでカナダがタイムアウト。タイム明け、カナダに4連続得点され、1点差に。日本のミスが出て、12-11とされ、日本もタイムアウトをとる。セット後半はどちらも譲らず、競り合いとなるが、古賀のスパイク、宮部のブロックなどで4連続得点し、17-14とリードする。終盤、石川に代わって入った井上愛里沙が活躍し23-20。カナダも主将のグレイが活躍し、23-22と1点差に追いつかれるが、最後は日本が取り切って25-22とセットを連取した。
第3セット、井上を入れてスタート。2-5とカナダにリードされ、日本はタイムアウトをとる。3-7の日本は日本はセッターを岩崎から前日誕生日を迎えた関菜々巳に交代。セット後半は徐々に追い上げ、古賀のバックアタックで16-16と同点に追いつく。ここからまた競り合いとなり、19-21の場面で日本が2回目のタイムアウトをとるが、タイム明けもカナダに連続得点され、20-25でセットを落とす。
第4セット、岩崎、荒木を戻してスタート。立ち上がりはリードするも逆転され、相手のサービスエースで6-8。相手ミドルが機能し、8-12とされ、日本はタイムアウトを使い果たす。8-13の場面で関と和田由紀子を投入し、2枚替えするが、その後もカナダの勢いを止められず、16-23。ここから井上が奮闘し、古賀のサービスエースで20-23。しかし、反撃もここまでで、カナダにセットポイントを握られる。古賀がバックアタックを決めて21-24とするが、最後は相手のスパイクでカナダにセットを奪われ、試合はフルセットに。
最終セット、古賀の活躍で日本がリード。ロングラリーを林が決めて5-3。グレイの2連続バックアタックで6-6と一度同点にされるも、古賀の攻撃などで日本が先に8点に達し、8-6でコートチェンジ。セット後半、井上の活躍で11-9とリードを保つが、終盤に3連続得点され、11-12と逆転される。古賀のスパイクで13-13。相手にセットポイントを握られるも古賀の攻撃でデュースに。しかし、最後は相手のサービスエースで14-16。惜しくも敗れた。
次戦は15日、19時20分からセルビアと対戦する。
写真:黒羽白

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