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バレーボールマガジン>インタビュー>とれたて新米キャプテンの挑戦。ブレス浜松・西行米「素子さんから自分たちの武器を持つ大切さを教えてもらった」、狩野亜衣「ミドルがポイントゲッターになる」

インタビュー

2024-09-02 07:00 追加

とれたて新米キャプテンの挑戦。ブレス浜松・西行米「素子さんから自分たちの武器を持つ大切さを教えてもらった」、狩野亜衣「ミドルがポイントゲッターになる」

インタビュー 西行米・狩野亜衣(ブレス浜松) 

V2/V3 女子

バレーボールVリーグ、ブレス浜松の新主将に就任した西行米(さいぎょうまい)選手のインタビューをお届けする。
西行選手は昨シーズン、新人ながらV2女子(旧Ⅴリーグ2部)でサーブレシーブ賞を獲得。2年目の今年はチームの守護神というだけでなく、SVリーグ参入を目指すブレス浜松の主将としても更なる活躍が期待されている。

注目の新人ミドルブロッカー狩野亜衣選手にも話を聞いた。 併せてご覧いただきたい。

西行米主将には7月の中部日本6人制バレーボール総合男女選手権大会中に、狩野亜衣選手にはV・サマーリーグ東部大会の初日、Astemoリヴァーレ茨城戦(フルセットで勝利)後にそれぞれコメントをいただいた。

■ブレス浜松
●西行米主将(リベロ)

――入団2年目でキャプテンに就任。今季はVリーグもリニューアルスタートとなりますが、今の心境は?

西行:昨シーズン、最後に群馬との試合で負けてしまって。
あの時、本当に勝ちたかった、ファイナル3へ行きたかったっていう思いが今でも強くあります。
(ブレス浜松は昨年の最終戦で群馬グリーンウイングスに敗れ、ファイナル3行きを逃す。ファイナル3に進出した群馬はSVリーグ昇格)
今シーズン、もう一回みんなでVリーグ優勝を目指して頑張っていきます。正直、私の力はそんなに大きくはないとは思うんですけども。

――昨シーズン、レシーブ賞を受賞をしましたし、プレーヤーとしても西行主将の役割は大きいのでは?

西行:いやいや、そんなことは。
でも、そういった数字も含めて一人ひとりが自立した、勝ちにこだわるチームを作っていきたいですね。
このメンバーならVリーグ優勝ができると思っていますし、その先頭に立つという気持ちもあります。でも、キャプテンという名前は意識し過ぎないで頑張っていきたいと思っています。

――キャプテンに任命された経緯は? 濱田義弘監督からの指名?

西行:6月にチームビルディングのミーティングをしました。
そこで個人の目標を決めたり、ブレスをどういうチームにしていきたか、チームとして今季はこうやっていこうっていうことを1か月かけてみんなで話しました。その中でキャプテンをどうするかという話も出て。

――そこで西行選手で行こう、と?

西行:候補として名前が出たのは私だけではなかったのですが…。
他の先輩方の名前も上がっている中で自分を選んでいただいたのですから、今まで以上の自覚と覚悟を持ってバレーボールに取り組まなければと思っています。
どんな立場であれ、それぞれが与えられた役割を果たすということには変わりはありません。ただ、より強い責任を持ってそのことに取り組んでいくつもりです。

――これまでにキャプテンの経験は?

西行:高校3年生(川崎橘高)がキャプテンでした。初めてキャプテンをやったのはJOCの時です。

――レシーブ賞の受賞は濱田監督の指導も大きかったと思います。
「サーブレシーブを体の正面ではなく横で取る」
かつて濱田監督が新鍋理沙さん(元日本代表、サーブレシーブの名手)にも伝授したこのプレーへの取り組みは?

西行:はい、頑張っています。サーブレシーブは自分の武器にしていかなければならないプレーです。今シーズンもさらに精進したいです。

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