2024-11-09 10:17 追加
大阪マーヴェラス・田中瑞稀主将「今季のテーマは”ひらめき”。苦しいときに1点が取れる選手でありたい」SV女子
SV女子
●酒井大祐監督

第1セットのスタートのところで少し自分たちのリズムを作ることができませんでした。
サイドアウトのフェーズで連続失点する時間帯が多く、アタックポイントが取れない状況が第1、第2セットでは続きました。
第3セット以降は人を変えたり、リズムを変えたりすることでセットを取れました。しかし、終始相手のサーブに苦しめられた試合になったと思います。
――おっしゃるようにデンソーのサーブが走っていました。対策もされていたとは思いますが、その中に当てはまらないような想定外のことはありましたか?
酒井:いや、予想外のことまではなかったですね。ただ、相手はサーブミスがかなり少なかった。
各ローテーション毎のうちの攻撃に対して、サーブの狙いどころを工夫していたという印象です。
試合を追うごとに自チームのパス自体は徐々に改善していったと思いますが、こちらのパスが返っている状況であっても、セッターとスパイカーのコネクションという部分ではやや難があったかなとは思いました。
――少し急な監督就任になったと思います。これから大阪マーヴェラスをどういう形で押し上げていきたいと考えている?
酒井:選手個々の力はすごく高いものがあると感じています。みなある程度の経験も持っています。
メンバーを固定するというよりは、例えばアウトサイド2人の組み合わせによる効果だったり、起用のパターンがどうチームにフィットしていくかということをまずは見ていきたいです。
要するに、決勝の舞台で勝つために必要なことを続けていく、そういうことです。私たちは今からその準備を始めています。
もちろんそこに至るまでの間に勝利をあげていくことも必須になります。
今日の試合では、先発も多い西川有喜が途中から出て活躍ができたのは自分たちにとってはすごくプラスでしたし、ミドルの大山遼も仕事をしてくれました。
すべての選手が「試合に出れば自分は活躍できるんだ」という感覚を常に持っていけるようにシーズンを進めていきたいと思います。

撮影 堀江丈
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