2025-03-05 07:00 追加
ヴィアティン三重・倉田真監督「選手の自主性が良い結果を生んでいる」、本部翔太「いつも通り天然のプレーです」 V男子
ヴィアティン三重 会見コメント
V男子
3月1日に四日市市総合体育館(三重県)で開催されたバレーボールVリーグ、ヴィアティン三重対クボタスピアーズ大阪(GAME1)の試合後会見から、ヴィアティン三重のコメントをお届けする。
ヴィアティン三重はこの日の勝利で東西の1位2位による優勝決定戦(プレーオフ)進出を決めた。
VT三重 3(34-32、25-22、25-23)0 クボタ
●鳴海宏太主将(アウトサイドヒッター)
ストレートで勝つことができて良かったです。僕らはこの試合に気持ちが入っていたというか、今までかけてきた大きなものがあったので、まず今日はしっかり勝ち切ることができたのが良かったと思っています。
相手に対して高さでは劣ることも多いのですが、その他の部分、連携だったりサーブだったりそういったところで明日も勝つことができればいいかなと考えています。
――今日は3セットとも、相手が先行するところからひっくり返したという展開になりました。それができたのは?
鳴海:今までの試合は劣勢になると自チームのミスが多くなってしまっていたのですが、今日に関してはミドル陣と、山下晃選手(オポジット、20得点)がしっかり決め切ってくれました。ですので、劣勢の場面からでも勝ち切ることができたと思っています。
こちらが良い状態で追いかけていけば、相手には多少なりとも焦りが出てきます。そういうところにも上手くつけ入ることができたかなと思います。
――個人タイトルの話になります。総得点で上位にランキングされていますね。今季のプレーの手応えについては?
鳴海:被ブロックが多かったですし、1点が欲しいところで点数が取りきれてないと僕自身は感じています。
タイトルは気にせずに、まずチームが勝つために自分がやらなきゃいけないことをしっかり考えてやりたいなと思っています。
――ヴィアティンのバレーはどんなバレー?
鳴海:今シーズンはメンバーチェンジが多くなっていますが、誰が出ても変わらないバレーを目指しています。
僕らには飛び抜けてすごい選手はいないかもしれませんが、常に全員が合格点を出せるチームになろう、と。そうすれば負けないチームになる。今はまだまだですけれども、少しずつそこに近づいているんじゃないかなと思います。
●本部翔太選手(ミドルブロッカー)
相手にリードされて、それを追いかけるような序盤の入りでしたが、しっかり追いついて、自分たちの集中を切らさずにストレートで勝ち切ることができたのが良かったと思います。明日も集中を切らさずに勝って終わりたいですね。
――今日はアタック決定率室が8割、ブロック5本という素晴らしい活躍でしたね。
本部:自分自身調子がいいなと思っていました。ですので、私の心境といたしましては(笑)、いつも通りプレーしたという感じです。調子が良くても、まあいつも通りにやろうと。
――具体的な狙いなどは?
本部:いやー、天然でプレーしてたかなと思って。なのであんまり詳細な記憶はないです(笑)
――ブロックで個人タイトル上位につけています。
本部:今、ブロックの調子がめちゃくちゃいいんですよ。自分より上位にいるアイシン(ティルマーレ碧南)の水野(将司)さんに負けないぞという気持ちです。でもまあそれは二の次というか、チームにどう貢献できるかっていうのを一番に意識していますね。
●倉田真監督
プレーオフ進出にかけて非常に大事な一戦、第1セットから高い集中力を持って臨めたところが良かったかなと思います。
途中サーブミスだったり、ちょっと良くないところもありましたが、その中でもストレートで勝ち切れたということはチームにとって自信になる部分かなと思います。今日悪かったところは明日の試合で修正していく。そういうことを繰り返してチームは成長していきます。そういう姿をまた明日の試合でもできればと思っています。
――現在西地区の首位、プレーオフ進出も決めました。今季のここまでの総括は?
倉田:選手層の厚さというところが一つポイントになっているかなと思います。スタメンだけじゃなく、途中出場の選手が活躍してくれて、チームにとっても良い循環を生んでいますね。それから鳴海だったり、岡本捷吾というキャプテン、副キャプテン。中心選手を軸に自分達でチームを良くしていく姿勢が見えます。自主性というのは、選手たちにはすごく大変なことだとは思うのですが、非常に良い結果が出ていると思っています。
――東西のカンファレンス制については?
倉田:今までとは違う形ですので、盛り上がる、注目を集めることには繋がっていると思います。我々もプレーオフが決まって、相手がどこになるかというところでワクワクしていますよ。
撮影 堀江丈
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