2025-03-11 07:00 追加
サーブで攻めた広島オイラーズが勝利。JAぎふはポジションチェンジで”逆襲”も悔しい敗戦。 V女子
V女子の結果
V女子
3月9日、バレーボール女子・V.LEAGUE WOMENは北ガスアリーナ札幌46、大崎市古川総合体育館、岐阜メモリアルセンター ふれ愛ドーム、安濃体育館、熊本県立総合体育館にて5試合を開催した。
熊本県立総合体育館ではフォレストリーヴズ熊本がカノアラウレアーズ福岡にストレートで勝利。正式な発表はまだのようだが、これで計算上フォレストはプレーオフ進出を決めたことになる。
ブレス浜松、リガーレ仙台、信州ブリリアントアリーズ、フォレストリーヴズ熊本の4強が船橋アリーナにてプレーオフを戦う。
3月29日にセミファイナル、4月5日にファイナルが行われる。
岐阜メモリアルセンター ふれ愛ドームでは広島オイラーズがJAぎふリオレーナに3‐1で勝利し、前日の雪辱を晴らした。
広島は今季磨き上げたサーブが効果を発揮。ホームで連勝を狙うJAぎふに土をつけた。
JAぎふも途中投入のセッター三宅楓、ベテランの山本裕香、ミドルブロッカーの皆川莉乃が躍動し、流れを押し戻した。
第3セットではこれまでチーム事情でミドルに起用していたエース髙石明美をオポジットに配置し、逆襲。
これが奏功し、セットを奪取したが、最後は広島の粘りの前に星を落とす形になった。
広島の鈴木輝監督は
「GAME1で課題にあげた”相手をサーブで崩した後のディフェンス”が良くできていた。切り返しからの攻撃で点数を取れたのが大きい」
と勝因を語った。
前日、第3セットで4人を入替えて反撃した広島だが、GAME2では当該メンバーを先発させ、前日の勢いを持続させた。
ミドルブロッカーとしてスタメンに抜擢された平千尋は
「なかなか勝てない時期が続いたが、キャプテンの背番号でもある5勝目をあげることができて嬉しい。ブロックタッチを取ってそれを得点に結びつけることができたのがチームとしての勝因。自身は左利きの強みを活かしていければ」
と話し、同じくスタートから出場したオポジットの松山妃菜は
「昨日出た課題を1日で上手く修正することができた。これからも強打だけでなく、軟打も織り交ぜた攻撃で貢献していきたい」
と抱負を語った。
今季ヴィアーレ兵庫から加入した竹氏彩乃は気持ちの強さが感じられる選手だ。アタック決定率でも3位にランキングされ、チームの攻撃をリードする。
「誰が出ても良いバレーができるのがオイラーズ。今日も全員で戦うことができた。ポイントとしては相手のハイセットに対するブロックの修正ができたのが良かった」
と話してくれた。
鈴木輝監督は
「サーブはシーズンを通して良い。相手を崩した後の展開に課題を持ち続けてきたが、スタメン、控えに関係なく誰が出ても遜色なく頑張ってくれている。今日のような試合ができれば最後の熊本戦でも良い結果が出せると思う」
と残りの試合に向け気持ちを新たにした。
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