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2025-06-02 13:06 追加

スバル引退。埼玉上尾メディックス佐藤優花主将が決断「子供の頃に想像していたバレー人生の何十倍も楽しく、最高のバレー人生だった」230試合出場達成、下部リーグ時代から愛され続けた名選手 SV女子  

埼玉上尾メディックス 佐藤優花主将引退

SV女子

2日、埼玉上尾メディックスは今季主将を務めたアウトサイドヒッター、「スバル」の愛称で知られる佐藤優花選手が2024-2025シーズンをもって引退したことを発表した。退団は5月31日。

佐藤選手は就実高校出身、2012年トヨタ自動車ヴァルキューレ(現トヨタ自動車サンピエナ)に入団。下部リーグで数々の個人賞を獲得するなど輝かしい成績を収めた。

2018年より埼玉上尾メディックスに入団。当初は出場機会も限られ、ベンチアウトすることも多かったが地道に努力を続け、レギュラーの座を獲得。以降、日本代表にも選出されるなど順調にステップアップを重ねた。

2024-2025シーズンはチームの主将に就任。シーズン半ばに230試合出場を達成し、ホームゲーム最終戦ではシークレットでセレモニーも開催された。

先日行われた山岸あかね選手(パリ五輪代表)の引退試合にも出場し、花束を贈呈した。
佐藤選手は「送る側」という認識。「引退」の2文字は想像の外だっただけに、ファンに与えた衝撃は大きい。

下部リーグから着実に実績を積み上げる姿は、女子選手の目指す成長のロールモデルでもあった。
また、トヨタ時代からのファンが変わらず会場に駆けつけ応援し続ける姿も佐藤選手、スバルというプレーヤーを形作っていた。

以下、本人のコメントをチーム㏋より引用する。

いつもたくさんのご声援ありがとうございます。
私は、2024-25シーズンをもって現役引退を決断しました。報告、発表が遅くなってしまい本当に申し訳ありません。
私の今までの人生バレー一色だったなと思います。バレーを通してたくさんの人と出会い、
たくさんの人に支えられ助けられ、ここまで続けるとこが出来ました。
23年間、怪我や痛い所もなく丈夫な身体に育ててくれた家族、負けても勝っても、試合に出ていなくても
変わらず応援に来てくれたファンの方々、私の成長を信じたくさんのことを経験させてくれたスタッフ、
どんな時も共に頑張ろうと1番近くで支えてくれたチームの仲間、全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
子供の頃に想像していたバレー人生の何十倍も楽しく、最高のバレー人生だったと思います。
これからバレーを離れた生活は中々想像しにくい所ではありますが、心も身体も健康第一で楽しく頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました!!引き続き埼玉上尾メディックスに熱い声援よろしくお願い致します!!
#バレーボール最高!!!

撮影 堀江丈

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