2025-06-09 07:00 追加
デンソーエアリービーズの心臓、再び。中元南が現役復帰、元埼玉上尾・山崎のの花も加入 SV女子
デンソーエアリービーズ・中元南、山崎のの花が入団
SV女子
8日、バレーボールSVリーグに所属するデンソーエアリービーズは2023-24シーズンをもって引退したアウトサイドヒッターの中元南が現役に復帰することを発表した。
また、同じく2023-24シーズンで引退した埼玉上尾メディックスのセッター、山崎のの花の加入も発表した。
中元南は千葉県出身、柏井高校から2016年にデンソーに入団した。大きなけがもあったがそれを乗り越えて、攻守の要として奮闘。チームの中心選手であり、シンボル的存在でもあった。
山崎のの花は静岡県出身、下北沢成徳高校から2017年に埼玉上尾メディックスに入団。
現在、デンソーにてアドバイザリーコーチを務めるアントニオ・マルコス・レルバッキ監督(当時)の指導を受け、特に戦術眼の高さを評価されていた。マルコス氏からは元男子ブラジル代表セッター・リカルド・ガルシアの若き頃に似たところがあるとも評された。
2人とも早すぎる引退だっただけに、今回の復帰はバレーボール界にとって喜ばしい一事だ。中元はチームの精神的支柱としても貢献が期待される。
先日、埼玉上尾メディックスも内瀬戸真実の現役復帰を発表した。
SVリーグとなって試合数が増加した中、各チーム実績のあるプレーヤーを補強したいところだろう。
特に女子は「まだやれる」という中での引退選手が多い。今後も引退選手の復帰を推進していく可能性があるのではなかろうか。
以下、両選手のコメントをチームHPより引用する。
■中元南選手
この度現役復帰をさせて頂くこととなりました。
こうしてまたエアリービーズの一員として戦えることを嬉しく思うと同時に、再び迎えてくださった事に感謝しております。
この一年バレーボールから離れている間もたくさんの出会いがあり
社会人として様々な経験をさせて頂きましたが、
やりきったと思っていたはずが何か心が満たされない自分がいて、
今やり直さないと人生の最後に後悔が残ると思いこの決断に至りました。
今の自分になにができるかを考え、行動しチームの勝利、成長に貢献できるよう頑張ります。
私の新たな挑戦をもう一度応援していただけると、とても力になりますし、ありがたいです。
引き続きエアリービーズの応援、よろしくお願いいたします。
■山崎のの花選手
この度、デンソーエアリービーズに加入させていただくことになりました。
1年ブランクがありますがチームの勝利に貢献できるよう頑張ることはもちろん、バレーを楽しんでいる姿をみなさんに届けられたらと思っています。
応援よろしくお願いします。
また、2024-25シーズンで引退したセッターの古市彩音が事務局に配属となった。
■古市彩音さん
この度、デンソーエアリービズ事務局に所属することになりました。
選手を引退した後もこうしてチームに関われることを嬉しく思います。
これからは今までとは違う立場で、エアリービーズの一員として精一杯努めます。
私らしく頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。
撮影 堀江丈
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