2025-09-29 21:06 追加
「そして、また走り出す」 群馬グリーンウイングス・白岩蘭奈さんインタビュー SV女子
SV女子
■そして、また走り出す

選手からスタッフへ。立場は変わるが白岩蘭奈はこれからもファンの顔を見続け、また変わらずファンからも注目され続ける存在になるだろう。
裏方ではあるものの、時には選手以上に注目を集めてしまうこともあるかもしれない。だが、それを否定するのではなく、あるがままを自然に受け止める。そんなセカンドキャリアになることを白岩自身も納得しているのではないだろうか。
「グリーンウイングスでの3シーズン、本当にご声援ありがとうございました」
白岩はファンへの感謝の言葉でインタビューを締めくくった。
「3チームを渡り歩いてきました。最後にグリーンウイングスというチームに出会えたこと、ここで引退を決意できたことが幸せでした。ファンの方々って本当にファミリーなんだなと感じることができました。これからもみなさんと一緒にグリーンウイングスをもっともっと盛り上げていきたいと思っています」
各種イベントへの参加をはじめ、地元ラジオのレギュラー番組も決まった。白岩には「元代表」のような肩書はないが、地域に根差した「隣のヒーロー」として新たな道を切り拓く可能性がある。
白岩の活動は選手が引退した後のステップとしてモデルケースになっていくだろう。
蛇足ながら、現役を退くにあたって白岩に聞いておきたかったことがあった。白岩は現役時代、メディア露出の多さをどう感じていたのだろうか。時には疎ましく感じることもあったのではないか。
「注目してくださる方々がたくさんいるというのは本当にありがたいことだと思っています。そういったことも踏まえて、今後の活動を考えていきたいですね。もちろんグリーンウイングスの発展もそうなのですけれども、バレーボール自体の認知度を上げていくことにも頑張っていきたいと思っています」
一度で決まらなくても、何度でも立ち上がり、何度でも打つ。サーブで狙われてもボールを拾い、跳ぶことをあきらめない。
可憐さではなく執念の強さ。それこそが白岩蘭奈を白岩蘭奈たらしめていたのだと再認識した。その気質はこれからも彼女の柱になっていくのであろう。
白岩蘭奈は強かった。
現役生活を走り抜けて、大きく息継ぎをしながら、また次のランに向けた助走を始めていた。
取材・文、撮影 堀江丈
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