2025-09-11 20:14 追加
女子日本代表・アクバシュ監督が初年度を総括。「明るい将来が見えた。来年は選手層をより厚く」
全日本代表 女子
――主将を務めた石川真佑選手への評価や、成長したと感じたところは?
アクバシュ:私が日本に来て、一番最初の決断がキャプテンを選ぶということだった。彼女は非常に素晴らしいキャプテンになってくれた。彼女は自分自身のスタイルでリーダーシップを示し、キャプテンという責任を果たしてくれている。
チームリーダーとして、また、自分自身のスキル等もしっかりと改善して強めていくことで、よくバランスを取ってくれている。私は彼女のリーダーシップに対して、とても満足している。また、チーム内で起きている変化も素晴らしく、みんなが彼女をきちんとリスペクトしているし、石川選手がそれぞれの選手に対してアプローチしている方法も最善を尽くしてやってくれていると感じている。
――佐藤淑乃選手について。
アクバシュ:佐藤選手は今後の明るい未来のために必要な、非常に素晴らしい選手のひとりだと思っている。フルでスキルを全部持っている選手だと感じているし、以前のシニア代表ではまだ若く、チームの中で責任ある立場ではなかったが、今大会で大変な状況に直面した中で、素晴らしい戦いぶりを見せてくれたことを誇りに思う。今後も非常に重要な選手になると思うし、スキル向上がとても大切になってくる。
古賀紗理那選手の引退で、そのポジションを埋める選手を見つける必要があり、石川選手がとても重要なのはもちろん、2人目が必要となった。佐藤選手がそのポジションとなったが、彼女は古賀選手の後をしっかりと引き継いでくれたと思っているし、チームが彼女を必要としていると考えている。
――島村春世選手について。世界選手権出場選手14人の中で唯一、アクバシュ監督が2017年から2年間日本代表のコーチを務めた時代から代表で活動していた選手だが、今年度の評価や印象は?
アクバシュ:ジョン(島村選手)は本当に素晴らしく、チームにとって重要な選手で、アタックのスキルも非常に高い。以前、代表で一緒だった時代から時間が経って、プレーがとても改善、向上していると感じている。試合においても重要な局面で、彼女がしっかりと得点をしてくれたり、選択をしてくれるので、チームワークを促進するにあたっても、とても大きな役割を担ってくれていると思う。
来年も彼女には役割があるので、体の面でしっかりとケアをしてもらって、良いコンディションをキープしてもらいたいなと思っている。
写真提供:日本バレーボール協会
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