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会見・コメント

2025-10-21 18:09 追加

NECレッドロケッツ川崎・シッソ、ジア、そして伊藤花音「大切なのはオープンな関係」 SV女子

SV女子

●中谷宏大監督

群馬グリーンウイングスさんの高さだったり、サーブの圧力がすごくて、本当に苦しいゲームでした。うちはオフェンスが持ち味のチームではあるのですが、特に今日は大工園彩夏のディフェンス、中川つかさの打たせるトスがチームをよく落ち着かせてくれたと感じています。

――シッソとジア、現時点での2人のプレーについての感想は?

中谷:シッソに関しては、得点を取れる選手ということは過去2年間のプレーで誰もがわかっています。中川つかさとコンビを組み出してまだ1か月経っていないぐらいですので、これからどんどん良くなっていくと思います。彼女の力なら今よりもっとできると思っています。

ジアは、正直、思っていた以上に得点能力が高い選手ですね。リーグに入って再認識しています。
彼女は今、日本のディフェンスや、組織的なことをプレーしながら学んでいます。さらに上手くなっている段階です。
ここまで4試合、2人とも現段階で想定していた以上にやってくれていると思っています。

――調整中の和田由紀子選手が戻ってきたときには、やはりオポジットでシッソ選手と使い分けるのでしょうか。その想定が正しいとして、2人にそれぞれ何か違ったことを要求していますか?

中谷:いろいろな組み合わせのパターンは考えています。
和田に関してはディフェンス面を含めて期待しています。うちは攻撃型の選手が多いですし。
ディフェンスを落ち着かせるプレーヤーとして佐々木遥子がいますが、それ以外の選手はオフェンシブなタイプになります。和田にはディフェンスとオフェンスのバランスを取ってほしいと考えています。
シッソに関しては、本当に得点能力で飛び抜けていますので、そこで力を使ってほしい。
2人には少し要求の違いがあると思っています。

――ヴィクトリーナ姫路、Astemoリヴァーレ茨城とこれまでどちらかといえば挑戦する立場で監督をされてきました。NEC川崎は戦力的にも「負けられないチーム」です。プレッシャーや指導者としての心境の変化はありますか?

中谷:正直リーグが始まる前まではプレッシャーが半端なくありました。
でも始まってみたら、やっぱりやることは一緒だなと感じています。
助かっているのは、このチームは課題に対して選手が自分たちで解決してくれることがすごく多いですね。
選手に任せたり、コーチ陣に任せたりできるので、全体をまとめる役割に力を使えています。

撮影 堀江丈

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