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インタビュー

2025-11-02 06:48 追加

高松卓矢、たかまつり再び。師匠・アンディッシュの教えを胸に福岡の地で監督業に挑む Ⅴ女子

V女子

――高松さんと言えば現役時代は率先してVリーグを盛り上げる活動に力を尽くしていらっしゃいました。
現在の女子のバレーは、先日の世界バレーの盛り上がりも受けて浮上の気配もあるのですが、やっぱり男子に比べると集客面では厳しいところもあります。
また、チームの所属は2部でもありますし、この中でどうやってカノアのバレーを盛り上げようと考えていらっしゃいますか?

高松:今は全体が大きく動いている時期ですし、僕個人が頑張るというレベルではないのかなとは思います。
カノアラウレアーズっていうチーム自体が、今までのバレーボール界にないとても斬新な発想を持って取り組んでいます。
経営者やGM、運営の方々が今の時代をよく見た考え方を持っていますね。
今の世代にマッチしたバレーボールの見せ方であったりとか、バレーボールにいかに興味を持ってもらうか、バレーボール以外の部分でどうやってお客さんを会場に呼び込んでいけるか、そういうことに向き合った良い発想を持った方々が運営に携わっています。
カノアというチームはここから先、注目される回数が増えてくるチームだと思っています。
自分自身、そういうチームに監督という立場で加入させてもらえたことに感謝しています。

――今季のチームの目標は?

高松:今季は順位よりも、土台作りですね。
まずしっかり選手たちとコミュニケーションを取る。信頼関係を作っていった上で、自分が伝えたいことを彼女たちにしっかり落とし込んでいくことが大事だと思っています。
結果云々ではなく、自分たちがやるべきことがしっかりできたかどうかを確認するシーズンにしていきたいですね。
とは言いつつも、チームとして求めるものはあって、まずはプレーオフ進出を目指して頑張っていきたいなと思っています。

――カノアのファンも高松監督に期待していると思いますし、監督自身のファンもいらっしゃると思うので、そういったみなさんに向けたメッセージを。

高松:選手時代とはまた一味変わった高松卓矢も見に来てもらいたいですし、カノアラウレアーズというチームの応援をしていただけると非常に嬉しく思います。
カノアの試合会場はいろいろな仕掛けもあってとても面白い場所になると思いますので、ぜひ会場に足を運んでください。よろしくお願いします。

撮影 堀江丈

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