2025-11-01 01:35 追加
WD名古屋・宮浦健人「個人としてのパフォーマンスは満足してないのでチームにフィットしていかないといけない」 SV男子会見
WD名古屋会見 SV男子
SV男子
10月26日にエントリオ(愛知県)で開催されたバレーボールSVリーグ男子、ウルフドッグス名古屋vs広島THの試合後、ウルフドッグス名古屋の会見をお届けする。

■ウルフドッグス名古屋
●水町泰杜選手(アウトサイドヒッター)

昨日フルセットで負けた後の試合でしたが、雰囲気も悪くなく勝ち切れたのが良かったです。
来週に向けてもっと自分たちのバレーをよくできるチャンスがあるので、また練習を頑張りたいと思います。
●宮浦健人選手(オポジット)

昨日の敗戦から今日勝てたところはほっとしています。
自分個人としてのパフォーマンスは満足してないので、自分自身がチームにフィットしていかないといけないです。
そこは練習を今週頑張りたいと思います。
●深津英臣選手(セッター)

開幕して1週目が終わり、他会場結果も見てると本当に今シーズンどういう結果になるかわからないというところです。
自分たちも昨日の敗戦を切り替えることは難しかったです。
それでも自分の今までの経験を含めフラットな状態で今日の試合を臨むことができました。
これから先今週のような雰囲気や結果になることはあると思います。
そういう時にもしっかりと切り替えて、常に目の前の試合を取りに行くことがすごく大事だと思いました。
バレーの内容としてはケント(宮浦選手)との精度をもう少し上げていければ何も問題ないと思います。
2人でコミュニケーションを取ってシーズン最後までやりきりたいです。
――宮浦選手と深津選手に。2人のコネクションの部分で今日は宮浦選手が複数回アタックラインフォルトをしたが、まだまだ精度を高めていける感じか。
宮浦:チームでよりスピーディーな攻撃をやっていこうとしています。
今トライしてる段階でシーズン序盤なので、シーズン序盤から中盤、終盤にかけてより良いものをチームとして作っていきたいです。
自分たちがやりたいことをトライし続けてその中で勿体ないミスとかいうのが出てくると思います。
そこは出たものに対して自分やオミ(深津選手)さんが改善していくべきだと思います。
やりたいことは一貫して継続しながら出たところに関しては1つ1つ都度改善していかないといけないです。
深津:ケント(宮浦選手)とは合流してから速いトス(セット)というよりはケントが打ちやすいトスをやってきてその時はフィーリングがすごく良かったです。
けれども優勝するためには何かを変えないとというか、チャレンジしないということを監督も言っています。
ゆっくりのトスはいつでも合わせることができるので、速いトスにして、相手のポジション4(フロントレフト(ブロックで宮浦選手と対峙する))が今シーズンはどこのチームも大きい選手です。
そういう相手になった時でも決めていけるというのを2人で作っていけたらなと思います。
速いトスにすればリスクがあります。
そのリスクをネガティブにせずにコミュニケーションを取ってそのところを作り上げていけばいい感じになるという手応えがあります。
精度を上げていきたいです。
――左利き同士のセッターとアタッカーで右利きの選手と視野が違うと思うが。
宮浦:オミさんは左利きだからというところは自分は意識していないので、スーパーセッターを信じてやっています。
深津:今まで左利きのオポジットとしかほぼやっていません。そこは上げやすいですし。自信を持ってこれからやっていきたいです。

――水町選手に。1本目のサービスエースがゾーン1(バックライト)だったが、狙っていたのか。
水町:今シーズンから(スパイクサーブで)トスアップしてから(ヒットするまで時間があるので)リベロとレシーバーの位置とスイッチができます。(※1)
実際スイッチをしてきています。昨日はスイッチした後ゾーン1に誰もいない状態だったので1本目行ってもいいかなというのが自分の中にありました。
そこは狙いどおりスイッチしてくれてという感じでした。
そこからゾーン5(バックレフト)、6(バックセンター)の精度はあまり良くなかったので調整したいです。

――宮浦選手に。アタックラインフォルトをした時に水町選手が最初に声を掛けたが、水町選手はどのような存在か。(宮浦選手と水町選手は同郷(熊本県出身)で鎮西高校、早稲田大学と先輩後輩の関係だった)
宮浦:どんな状況でもポジティブなエネルギーをもたらしてくれるので助かっています。
勝負どころの1点も頼りになります。
自分にとっても、チームとしても重要な存在です。
――序盤宮浦選手のサーブでブレイクしたところの差でセットを取ったが、どうだったか。
宮浦:サーブは監督からミス気にせずに自分の打ちたいところにいいサーブを打っていこうと言われていました。
そこはしっかり腕を振った結果でいいサーブが打てました。
結果が出て良かったと思います。
昨日の負けからというところで序盤が自分たちの流れを掴むポイントになりました。
序盤走れてよかったです。
――サーブ効果率が高いように見えるが。
宮浦:強いサーブが自分の武器ですが、バリエーションも今練習しているところです。
緩急つけてやっていければ、もっと自分の武器になっていくかなと思います。
――深津選手に。宮浦選手、水町選手とエースの選手を一緒にプレーできる楽しさは何か。
深津:2人とやれるのは心強いです。
自分が常に思っているのはスターがいるけれども、俺が引っ張ってやるという気持ちで毎試合やっています。
自分はチームを安定させる、スターたちがいても自分が引っ張っている気持ちでやることがチームにとってもプラスだと思っています。
そこは負けずに最後までやりたいです。
――第2セットの25-25でラリーが続いた中ミドルブロッカーを選択したことについて。
深津:バタバタした場面でもノビー(ノルベルトフベル選手)を選択したところは今シーズン全チームでうちが一番ミドルが強く1つの武器かなというところです。
合流して時間は短いですし彼とのコンビは結構手こずりました。
この2試合で時間を経つにつれてすごくいいコンビができているなという実感があります。
これを武器にしながらコンビネーションを途中で精度を落とさないように最後までやり続けるというところも大事だと思います。
これからもいいコネクションで自信を持ってやっていきたいです。
※1 今シーズンのFIVB主催ゲームのルールが変更となり、サーブレシーブ側の選手は、相手サーバーのサーブトス後から動き出せるようになった。このルールをSVリーグでも適用している。
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