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会見・コメント

2025-11-01 07:00 追加

広島TH・永露元稀「目先のことではなく先のことを今は大事にしている」 SV男子

広島TH会見 SV男子

SV男子

10月26日にエントリオ(愛知県)で開催されたバレーボールSVリーグ男子、WD名古屋vs広島THの試合後、広島THの会見をお届けする。

■広島サンダーズ
●永露元稀選手(セッター)

昨日の試合に比べて相手チームのサーブが非常に良くこちらの解決策というか、キープするところができませんでした。
サーブが凄かったのでキープをしてそこからの展開が今日は嵌りませんでした。
●新井雄大選手(アウトサイドヒッター)※主将

相手のサーブでまた崩される場面が増えてしまいました。
昨日は耐えられたところもありましたが、今日も耐えることができたら結果はまた変わってきたと思います。
レセプション(サーブレシーブ)をやる側としては改善が必要かなと思います。
●西本圭吾選手(ミドルブロッカー)

昨日の会見でも言いましたが修正してくるチームだと思っていました。
その修正した部分について僕らのパフォーマンスが上がりませんでした。
フェリペ(モレイラロケ)の代わりに出たダリ(ダニエルマルティネスカンポス)のところでディフェンスが機能しませんでした。
我々が修正しないといけないところができていなかったので課題が見つかりました。
●クーパーロビンソン選手(アウトサイドヒッター)

今日は難しい試合でした。
相手のサーブのプレッシャーやブロック、ディフェンスに素晴らしかったです。
そこをうまく跳ね返せることができなかったことが敗戦に繋がりました。
昨日はチームとして戦えたと思います。
今日は個人としてのプレーになってしまいました。

――西本選手に。メンバーが急遽代わったことでプランに影響はあったか。
西本:出る選手により変わるのでディフェンスのシステムが大きく変わります。
そこもチームとして成長していかないといけないものの一つです。
1週目で経験できたことは良かったので精度を上げてよりチームとして強くなっていきたいです。

――サーブをジャンプフローターサーブからスパイクサーブにしたことについて。
西本:日本代表を経験してトップと言われるミドルブロッカーの選手は得点を取る能力に長けています。
そこに大きな差があると感じていました。
より点に多く絡むためにも新しい武器として取り入れようと監督とも話して、それが今少しずつ良くなってると思います。

――新井選手に。昨シーズンとメンバーが代わったがどのような手ごたえを感じているか。
新井: 2人(永露、西本)が入ることで戦力がアップしています。
今までと違った雰囲気でできてると思うので自分としてはプラスだと思います。
プレー面でもプラスの部分が大きいです。
今日負けてしまいましたけど、またチームとして成長していく部分があります。
改善して来週以降挑んでいきたいです。

――チームのカラーは変わったか。
新井:見ていてどうですか(笑)
昨シーズン以上に明るくなった感じがします。

――攻撃面について。
新井:昨日よりは改善できたと思います。
選手とのコネクションの部分や自分のコースの幅など修正する部分はあると思います。
昨日より今日は良くなってるので来週以降頑張りたいです。

――相手の水町(泰杜)選手のサーブについてサービスエースを取られたサーブのコースがいつもと違っていた(ゾーン1(バックライト))と思うが。
新井:ゾーン6(バックセンター)からゾーン5(バックレフト)にかけてのサーブが彼のメインコースというか1番いいコースです。
昨日もそこに集まっていました。
全体として1歩ずれて対応しましたが1本目でいきなりライン打たれたので捨てる部分は仕方がないです。
結果的に2本エースを取られたので1本やられた後にもう1回1歩ずれるのかステイするのか。 そこは相手との駆け引きです。
コーチ、リベロの指示を聞きながらチーム全体で対応していきたいです。

――永露選手に。この(第1節の)2試合について。
永露:監督も言っている通り1日1日で成長していくというチームのスタンスです。
勝ち負けは大事だと思いますが最終的にベスト4に進出してそこから優勝目指すところだと思っています。
一歩一歩というところを目先のことではなく先のことを今は大事にしています。
システムを大事にしているのでシステムをみんなが理解してチームとして戦えるようにこれからやっていくところは僕だけではなく全員知っておくべきことだと思っています。
最終的にいいチームで終えるというところを目標にしてやっていきたいと思います。

――永露選手と西本選手に。三輪選手も含め本数が多く、西本選手とは日本代表で一緒にプレーをしているが、コネクションをどのように思っているか。
永露:2人は違う能力がある選手だと思っています。
西本は速さと高さが強みだと思っています。
彼もジャンプしますし幅を使ってやっているイメージです。
三輪に関して器用で西本と違って速さっていうよりは高さからその器用さでカバーするところが彼の持ち味です。
この2試合でそこの使い分けを修正する部分がありますし、使わないといけないことを思いました。

西本:大体5ヶ月ぐらい合わせていてある程度土台ができています。
特徴も理解してますし、僕自身も今はやりやすい気分でやっています。
監督の指示なのかどうかは別として難しい場面でも僕に対してあげてくれるケースがあり信頼もある程度してもらえてるなというところです。
今日は1つ大事なところでミスしてしまいました。
そこも上げてくるのは分かってましたし自分のミスと受け止めています。
もっとより良くなっていく可能性をすごく感じてますし、いいイメージでやれてるなと思います。

――ロビンソン選手に。プロとして初の試合の週となったが。
ロビンソン:素晴らしい経験でした。
名古屋のファンは素晴らしいですし、素晴らしい環境で満員の中プレーできたというところは得難い経験でした。
横にいる西本選手、永露選手、フェリペ選手などチームメイトに恵まれて素晴らしいメンバーがそろっています。
心地よくプレーでき若くて伸びしろのあるチームだと思います。
今週の試合に関してはトップチームの名古屋さんに1勝ができ素晴らしい1週間でした。

――土日2連戦の経験はあるか。(日本以外のリーグはレギュラーシーズンで土日連続で試合する日程を組むことはない)
ロビンソン:昨日の試合が終わったのが18:00過ぎぐらいでした。
今日は13:30から試合でした。
2連戦の間の間隔については(アメリカ代表として)VNLで2、3連戦もやっていますがいつもより短さは感じています。
今週2試合戦いましたが、今後ずっと続いていきます。
体やメンタルの部分は週ごとにアジャストして試合ができたらと思います。

――初戦の疲れはあったか。
ロビンソン:昨日は長い5セットマッチで疲労感がありました。リカバリーはうまくできましたが、メンタル的には疲れが残っているように感じました。

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