2025-11-16 11:37 追加
NECレッドロケッツ川崎・佐々木遥子「試合に出る以上自分の仕事はしなければと思っている」、佐藤淑乃、和田由紀子の代表サイドが揃う SV女子
SV女子
●中谷宏大監督

今日はシンプルに「うちのパフォーマンスが良くない」「PFUさんがすごく良いパフォーマンスだった」ということです。ほとんどの面で今日は相手が上回ったと感じています。負けたことは素直に悔しいですが、これを経て明日どうするかということが大事だと思っています。
――PFUのサーブ・ブロックをどのように感じましたか?
中谷:今シーズン初めて(守備力のある)佐々木をスタートで起用しました。第1セットはサーブレシーブで大きく崩されたわけではありませんでした。ただ、こちらが相手の弱いところを突けずコースが甘くなって拾われる回数が増え、オフェンスの良い形を最後まで作れなかったですね。
――佐々木選手をスタートから起用した理由は?
中谷:全体のコンディションの問題もありますし、彼女は今週、練習中のパフォーマンスも良かった。そこを踏まえ、現時点でのベストメンバーを組みました。

――アタックの数字が良かった佐々木選手を下げたのは?
中谷:バルデス・メリーサ選手の調子がとても良く、ブロックの上からスパイクを打たれることが多かったので、一つブロックの起点を作りたいと思いデイに替えました。それが交代のほぼ唯一の理由です。
――ここまで10連勝・男女唯一の全勝でしたが、プレッシャーはありましたか?
中谷:プレッシャーはなかったですが、プレスの皆さんが「無双」とか書かれるので「やめてくれ」と思っていました(笑)。
一同:笑
中谷:いつかは負けると思っていました。負けた上でどう成長するかが大事です。負けが良かったとは言えませんが、それが糧になったかどうかはシーズン終了時に決まると思います。今は闘志でメラメラしています。
――バルデス選手が非常に良かったですが、対応できなかったのか?
中谷:ブロックでのミスマッチを作ってしまった。私の反省点です。
サーブで相手にプレッシャーをかけきれなかったので、もっと相手にハイセットを打たせる状況を作りたかったですね。
松井選手が中盤から後半にかけて、トランジションの場面でメリーサ選手に上げる回数が増えました。
相手が描いた試合全体のストーリーの勝ちでもあるかなと思っています。
撮影 堀江丈
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