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会見・コメント

2025-11-26 12:00 追加

東京サンビームズ・アンナクレク「ベストのプレーを見せたい。相手に川口太一君がいたのはサプライズでした」、根本七緒「打てる人はいる、レシーブで頑張りたい」 V女子

東京サンビームズ・アンナクレク、根本七緒 インタビュー

V女子

バレーボールVリーグ、東京サンビームズにアンナ・クレクが加入した。

元ポーランド代表のアウトサイドヒッター。そして現在東京グレートベアーズ所属のバルトシュ・クレクのパートナーでもある。

前々節の福岡ギラソール戦より試合に出場し、まずますのスタートを切ったアンナだが、川口太一率いるJAぎふリオレーナ戦では相手のペ-スにはまり少々苦い思いをしたようだ。

この対戦は2戦ともJAぎふの勝利となった。GAME1の試合後、アンナに話を聞いた。この日オポジットで奮戦した2年目の新鋭、根本七緒のコメントと合わせて紹介したい。

●アンナ・クレク選手(アウトサイドヒッター)

まずは私たちの出だしが悪かったです。そこで集中が切れてしまって、流れが悪くなってセットを落とす。その後の立て直しにも苦労しました。
3-0で負けましたが、それでも第3セットでは終盤に攻めて点差を詰めることができました。

――今日は相手の好調も相まって厳しい試合になりましたね。日本でのプレーをどのように感じていますか?

アンナ:日本のバレーボールはとてもハイレベルですね。チームのみんなが素晴らしいテクニックを持っています。
バレーボールがすごく綺麗というか、正しいバレーボールをやっています。いい意味ですごく驚きました。
トップカテゴリーではないですが、それでも一緒にプレーする中で高いレベルを感じます。

日本のバレーボールは、ラリーで全部コンビネーションを作ろうとする。そのスピードが速いですね。
ヨーロッパではもっとシンプルで、高さを持って、しっかりハイセットを打ち込むパワーバレーをやってきました。
その違いが今ちょっと戸惑いにはなっていますが、頑張ってコンビバレーに慣れていきたいと思っています。

――アンナさんが日本でプレーすることを楽しみにしているファンが本当に世界中にいるということが伝わってきています。

アンナ:自分のベストのパフォーマンスを見せたいですね。ベストを見せるためにどんどんトライをしていきたいと思っています。

――対戦相手の川口太一監督は、ウルフドッグス名古屋で旦那さんと一緒にプレーしていました。川口太一さんのことは前から知っていましたか?

アンナ:ええ、今朝体育館に着いたら彼がいたので、びっくりしました。まさか相手の監督だったなんて! サプライズです(笑)

●根本七緒選手(オポジット)

2週間ぶりの試合でした。自分たちのやろうとしてたことが全くできずに終わってしまったと思います。

――JAぎふの好調が際立っていますが、戦ってみての感想は?

根本:終始、自分たちの流れに乗れなかったですね。相手はレシーブや、サーブレシーブが安定していて、そこを自分たちが崩すことができなかった。相手レシーブの対応力と、第3セットまで自分たちのブロックディフェンスができていなかったところが今日の課題になりました。

――今シーズンはスタメンのオポジットで活躍。ここまでの自分の手応えは?

根本:昨シーズンはなかなか勝てなくて、自分も厳しい状況で2枚替えに入りました。思うような結果に個人としてもチームとしても結びつかなかった。
今季のチームは全員がボール落とさない意識をもってか勝ちに行くことに強いこだわりを持っています。
打てるスパイカーは揃っています。レシーブ力をもっと強化して、皆さんの期待に応えることができるように頑張っていきたいですね。

撮影 堀江丈

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