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会見・コメント

2025-11-29 17:20 追加

初スタメンがフルセットに。フル出場でトスを上げたヌットサラ・トムコム(刈谷)「SVリーグはアジアで最高といってもいいくらいのハイレベルなバレーをしている」 SV女子

SV女子

●酒井新悟監督

今週は現在リーグトップのNEC川崎さんということで、その中でも特に今、チームランキングでアタック決定率、オフェンス力が非常に高いチームですので、そこに対して私たちのトータルディフェンス、サーブを含めたブロック&ディグをどれくらい機能させられるかというところを重点的に取り組み、この2日間臨みました。

昨日のGAME1に関しては、相手のCパスであったり、Cディグの状況の時は、佐藤淑乃選手、デイ選手、ヌワカロール選手をある程度抑えることはできたのですが、逆にうちのオフェンスが全然機能せず、アタックで点数をとることができず、ストレートで負けてしまいました。それを踏まえた上で、今日はアタックでたくさん点数をとる。オフェンスを機能させなければいけないということで、スタートからヌットサラを使いました。

最初の2セットをとられましたが、攻撃のテンポ的にはずいぶん改善されたと思いますし、第3セットは少しマッチアップを変えたことによって、風が吹いて、非常にいい展開を作れたかなと。ただ、NEC川崎さんは、それでも勝負どころの点数のとり方をわかっているチームで、逆にうちも勝負どころで点数がとれなかったりして、相手の勝負強さは本当に素晴らしいなと思いました。

逆に言えば、私たちも本当にまだまだこれからのチームですけど、2セットを落としても、3・4セットで粘ったというところは評価してやりたいと思います。ヌットサラも日本に来て初めてのスターターで、フルセットは予想外でしたので、明日以降、どんな感じなのか、ちょっと怖いんですけどね。全身筋肉痛なのか…(笑)
前衛でも1試合は任せる試合を作ろうと思っていましたが、タイミング的には少し早かったのではないかと。彼女自身はよく準備してくれて、頑張ってくれましたし、これからの戦いに向けて、チームとしてもヌットサラは戦力として入れていくという目処が立ったかなと思っています。

来週はまたホームになりますので、もう一度チームを立て直して、相手の対策というよりも、自分たちのチームの強化がうちのチームには必要だと思いますので、しっかりと目を向けて作っていきたいと思います。

――長野有紗選手が帯同できなかったそうですが、公表できる範囲でコンディションについて教えてください。

酒井:前回、アランマーレ山形戦に使った後にコンディションが良くない状態になりました。このオフシーズンからもあまりコンディション良くなくて、やっと復帰して、1試合出場できて、これからといった時に再びコンディションを崩してしまいました。今は練習ができていない状態なので、もう少し時間がかかるかなというふうには思っています。ケガではなく、体調面のコンディションです。

――横田紗椰香選手がブロックランキングで現在1位になっています。北川選手も新人らしからぬプレーを見せていますが、刈谷の監督に就任されて以降のミドルブロッカー陣の印象は?

酒井:今年6月に就任するにあたり、ブロックディフェンスを強化していこうと考えていました。その時点で外国人選手もある程度決まっており、高さのあるチームになることがわかったので、そういった中で彼女たちも意欲的に意識をして、しっかりと夏場もリードブロックの強化をしてくれたと思います。もともと横田はポテンシャルのある選手ですし、今、ダニエル・カッティーノの横にミドルとして置いてますけど、どのチームもダニエルの前で勝負を避けて違う方に打ってきます。そこをどう仕留めるかといったところで、彼女自身、たくさんブロック本数も出してくれているのかなと。 ただ、まだまだあの彼女自身、伸びしろがある選手なので、もっと良くなるかなとも思っています。

逆に北川に関しては、もちろん同じような形で強化をしてきましたが、やはり高校を卒業してすぐなので、正直どこまでできるか未知の世界ですし、こちらの言ってることが理解できているのかというのも未知の世界という段階から入りました(笑)
彼女のスピード、 ポテンシャルはすごいものがあるので、ブロックに対する横の動きからのしつこさといったところは、とても評価できるのではないかと思います。それがブロックのグッドタッチにつながっているのではないかと。一方で、彼女の強みはオフェンスの方にもあると思っていますので、もっともっとアタックで点数のとれる選手にもなってほしいなと思っています。

――ヌットサラ選手はプレイングコーチという形での入団だったかと思いますが、指導者として期待している部分は?

酒井:本当に、つくづく来てもらって良かったなと思っています。 コーチ兼任として入りましたが、セッターのスペシャリストなので、セッターコーチとして、セッティングの技術をしっかりと教えてくれたりだとか、ゲームの組み立て方の勉強に常に付き合ってくれたりだとか、そういったところもやってくれます。
プラスして、うちのチーム外国籍選手は彼女を合わせて4人ですが、外国籍選手のコミュニティをヌットサラがしっかりコミュニケーションをとって作ってくれていますし、外国籍選手と日本人選手のつなぎ目も、ヌットサラがうまくやってくれているので、チームにとっては非常に重要な役割を果たしてくれています。本当にコミュニケーションに関してはすごいです。

――マリー・シェルツェル選手を変則的な2枚替えで起用されていますが、長期的なプランとしては、オポジットとしての起用も考えていますか?

酒井: マリーは基本的にはミドルで練習しています。チームのバリエーションのひとつとしてマリーをミドルにして、サイドをダニエル(カッティーノ)かソフィア(クズネツォワ)にするというパターンも常に練習はしていますので、どこかでそのパターンに変えることもあると思います。基本、今はソフィアかダニエルで機能している時に2枚替えとなったら、マリーを生かすためにはオポジットでの起用と考えました。彼女は意欲的にオポジットの練習もして、準備してくれているので、昨日、今日は戦術を変えずに、オポジットとして働いてもらったという経緯です。
基本的には、今後もチームの戦力としてはミドルとして使っていきたいと思っています。



写真:黒羽白

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