2025-12-17 09:20 追加
男子クラブチーム世界選手権 大阪ブルテオン初戦を飾る
大阪Bが初勝利 世界クラブ選手権
Others / SV男子

コンディション調整の難しい中、しっかりやり切った西田。
写真:Volleyball World
バレーボール男子クラブチーム世界選手権がブラジルのベレン市で始まった。8チームが2グループに分かれ、3試合を行い、各グループの上位2チームが準決勝へと進む。2023年にはサントリー・サンバーズが、2024年にはフーラド・シルジャン・イラニアン(イラン)がアジア勢から3位になっているので、大阪ブルテオンも表彰台への期待がかかる。
A組
南米代表 プライア・クルーべ(ブラジル)
開催国出場 ヴォレイ・レナータ(ブラジル)
アジア代表 アル‐ラーヤン・スポーツクラブ(カタール)
欧州代表 アルロン・CMC・ヴァルタ・ザビエルチェ(ポーランド)
B組
アジア代表 大阪ブルテオン(日本)
欧州代表 シル・シコマ・モニーニ・ペルージャ(イタリア)
南米代表 サダ・クルゼイロ(ブラジル)
アフリカ代表 スウェリー・スポーツクラブ(リビア)

クルゼイロのOPオッペンコスキーを完全に抑え込んだブルテオン。
写真:Volleyball World
■ブルテオン、クルゼイロを寄せ付けず
スターティングメンバー:
ブルテオン OP西田、Sブリザール、OHロペス、富田、MBエバデダン、ポン、L山本
クルゼイロ OPオッペンコスキー、Sマテウス、OHドウグラス、ロドリギーニョ、MBルーカス、オタービオ、Lアレクサンドレ
第1セット Sブリザールの2本のエースをきっかけにリズムをつかみ、L山本の好レシーブからスパイクも決まり12―7とリードする。ブロックのフォローもしっかり入り、OP西田が決めて18―11とさらに点差を広げる。MBラリーがOPオッペンコスキーを止め、OH富田もスパイクを決めると24-13。ラリーがクイックを決め、25-14であっさりとブルテオンが先取した。ブラジル記者からも「クルゼイロどうしたんだ?」と首をかしげるスタートだった。
第2セット 出だしからMBポンの攻撃がさえる。クルゼイロもMBオタービオのサービスエースで流れをつかみたいが、後が続かない。富田が上手くブロックにあて8-5。波に乗れないオッペンコスキーがベンチに下がる。クルゼイロのスパイクミスで14-9の所へ西田のサービスエースで追い打ちをかけ15―9とする。富田のブロックアウトを狙ったスパイク、西田のフェイントとクルゼイロを揺さぶり19-13。クルゼイロもSマテウスのエースで21-17と詰め寄るが、ポンが切り返す。ロペスのエースでセットポイント。もう一本サーブで大きく崩し、返ったボールをロペスが後ろから決め、25-18で2セット連取する。
第3セット ブロックとサービスエースで2-0、ロペスが3枚ブロックを破り、7-3と良いスタートをきる。西田が2段で上がったトスからワンタッチを取り13-5と一方的な展開が続く。富田がオッペンコスキーを1枚で止めたり、さらに富田が3枚ブロックに軽く当て外に出すなど、富田の落ち着いた球さばきが光り16-6。メンバーを替え流れをつかみたいクルゼイロ、長いラリーをMBクレデニルソンがクイックで決めるも、その後はサーブがネット。西田、ロペスのスパイクで23-12。最後は富田がブロックにあて外に出し、ブルテオンが3-0(25-14、25-18、25-14)とクルゼイロを圧倒した。

得点を喜ぶ山本(左)と富田。
写真:Volleyball World
■試合後のコメント
西田有志選手(ブルテオン):難しい試合になるっていうのは分かっていましたが、自分たちができることをチームで証明すべきだと思っていました。自分たちは高さやパワーじゃなくて、しっかりとディフェンスだったり、テクニカルな所で勝負していって、落とさないっていうのが日本バレーだと思っているので、それがしっかり出せました。時差もありますし、気温は平均33度位で雨降ってっていう状態なので、コンディションの面ではまだまだ苦しんでいる部分もあります。そこはしっかり受け止めて、自分たちでコントロールしてやっていきたいと思います。明日のペルージャはもっと難しい試合になると思いますが、自分たちのやることは変わらないので、相手がどうではなくて、自分たちがどうやるかという所だけフォーカスしていきたいと思います。
富田将馬選手(ブルテオン):こっちに来て色々コンディションの調整が難しかった中で、初戦が大事だとみんな分かっていましたし、しっかりプレーできたのが良かったと思います。明日のペルージャは、向こうが強いのは分かり切っているので、自分たちができることをしっかりやりながら、挑戦していきたいと思います。
ロペス(ブルテオン):この様な大きなイベントでチームが勝てて、本当に良かったです。もっと難しい競った試合になると思っていましたが、自分たちの方が集中してできたと思います。しっかり休んで明日につなげたいです。明日のペルージャも難しい相手ですが、自分たちのベストが出せるといいと思います。
フィリぺ監督(クルゼイロ):ブルテオンは彼らの試合が出来たうえに、こちらが全く機能しませんでしたので、大きな差がついたと思います。サーブにしてもスパイクにしても、初戦という事でちょっと緊張していたところに点差が開いてしまって、あせりがあったのかなと思います。明日もう一度しっかり立て直して行きたいです。
ドウグラス(クルゼイロ):自分たちのエラーが多かったと思います。国内リーグから国際大会に切り替わって、もう一段レベルが上がり切れなったです。チームの一人一人がまずもっとレベルを上げて、団結、集中していきたいです。ブルテオンはすごく強かったです。ディフェンスも良かったし、サーブが良くて本当に手こずりました。
■ブルテオンの試合予定(日本時間)
12月18日 午前01時30分 ブルテオン対ペルージャ
12月19日 午前01時30分 ブルテオン対スウェリー
取材: 唐木田 真里子
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