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インタビュー

2026-02-22 11:08 追加

「お肉大好き」な背番号29番、群馬グリーンウイングス・門田湖都はSVリーグで新たな自分を発見中 

群馬グリーンウイングス・門田湖都 インタビュー

SV女子

バレーボールSVリーグ・群馬グリーンウイングスには現在23人の選手が在籍。
背番号は菊地実結の3番から始まって、24番の大友萌加まで切れ目なく続いている…ように見えて、一人だけ離れて門田湖都が29番をつけている。

なぜ、29番?

理由は
「お肉(29)が好きだから」
だという。

後付けの冗談なのかと思ったが、門田は笑いながらも否定はしなかった。

昨年度、筑波大学から内定選手として群馬に加入。
学生時代は小柄ながらスパイカーとして大活躍。数々の賞も獲得した。
そんな生粋のスパイカーである門田だが、群馬に加入して最初の劇的な活躍の機会はリベロとして訪れた。

2026年3月16日、シーズン終盤の刈谷戦で群馬はようやくSVリーグ初勝利をあげた。
その試合で門田はリベロとして出場。粘り強くボールを拾い続け、コート後方から記念すべき勝利に貢献した。

本人はリベロというポジションに戸惑いがあったかもしれない。しかし、この起用は奏功し、最終的に群馬はシーズン5勝をあげた。門田はこの5勝全てにリベロとして出場した。

「門田がリベロに入るとボールが簡単に落ちない」
勝利を掴んだ背景にはフロアディフェンスの強化があったと感じている。

2025-26シーズン、新たなメンバーも加えた群馬は目覚ましい躍進を遂げている。

門田はサイドアタッカーとして登録されているが、要所でリベロとしての活躍を見せている。

2月8日、大阪マーヴェラスを破った試合でも門田がリベロに入った。

その翌週、伊勢崎のホームゲームは「リベロ応援Day」として開催され、普段はグリーンに染まる会場がリベロユニフォームに合わせたピンク色にライティングされた。
群馬はGAME1でKUROBEに3-1で快勝し、この日リベロとして出場した門田がPOMに選ばれた。

「2セットを先行した後、相手がメンバーを変えてきたことで流れが変わり、第3セットを奪われました。その後も苦しい場面はあったのですが、しっかり自分たちの攻め続けるバレーを徹底したことで勝利できたと思います」

試合後の会見で門田はそう話した。
自身にスポットライトが当たったリベロデーの感想についても訪ねた。

もう1枚のリベロである工藤真帆がコンディションの問題で欠場したため、門田が一身にその注目を浴びることになった。

「工藤が不在だったので、少しプレッシャーは感じました。でも、みんながブロックで止めてくれましたし、ティップも取ってくれる。試合の中で一人ひとりの役割がはっきりしていたと思います。
ですので、自分もやるべきことを明確にすることができました。リベロデーの独特な雰囲気にも馴染むことができました」

この日の門田にはもう一つの大役があった。地元伊勢崎を拠点とする「まるか食品株式会社」。その主力商品である「ペヤングソース焼きそば」とのコラボ企画にもチームを代表して起用されていた。
会場にはARを用いたフォトブースが設置され、ABどちらのパネルの門田がやきそばを食べているかを当てるクイズが実施されていた。

「やきそば、おいしかったです。食べることは好きなので嬉しいです」
門田は屈託なく笑う。
ファンからも親しまれる存在なのだろう。会場には「もんちゃん!」という声援も響いていた。

坂本監督はリベロとしての門田のプレーを次のように評する。
「まだ、本能でプレーしているようなところがありますね。運動能力が高いのでそれでもボールを拾えてしまう。これから技術と理論を身につけていけばもっとボールが上がるようになると思います」

むろん、リベロとしてだけでなくスパイカーとしてもこれから新たな発見をしていくだろう。
伸び代たっぷりの門田湖都が群馬のコートで躍動する。

撮影 堀江丈

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