2026-03-18 22:41 追加
緊急インタビュー 2ヶ月間の怪我離脱から復帰、いきなりのがけっぷちを迎えて、それでもなお笑顔の大塚達宣と彼を支え合うチームメイトたち【現地取材】
Others / 全日本代表 男子
大塚も2ヶ月の怪我離脱の間に燃やしていた静かな炎を燃え上がらせた。
怪我でプレーできない間は「映像を見て、自分だったらここをこうする、といったシミュレーションをたくさんしました。今日も被ブロックにならないフォローを何本もできたし、スパイクも確実にこの2年目で難しいトスを決めきる力が着いてきたと思う」。

試合の1本目にあがったパイプをふかしてしまったが、「オオツカはいつもポジティブなエネルギーでみんなを笑顔にするんだ。彼はみんなに話しかけたがり、学びたがり屋さんなんだよ。彼と一緒にトレーニングできて、コートでプレーできてとても楽しいんだ」というカショパは大塚に信頼してトスを託した。一度難しいトスを被ブロックされたが、そのあとも大塚にトスを供給し続けてくれた。
大塚はカショパの期待に応え、難しいハイセットを次々と決めていった。自分のレセプションを崩されて大きく横に飛んだボールをロングセットでレフトの大塚にトスが上がったが、じっと見極めて打ち切り、得点した。サーブも、一か八かのビッグサーブは他のレゲルスたちに任せて、正確にノーモリーケイタにターゲットを定め、ブレイクにつなげていった。ブロックの基準もよく、チームのキルブロックにも貢献した。

プレーオフは3戦したほうが次のトーナメントに抜ける。すでに2敗を喫し、あとがないミラノ。それでも大塚は下を向かない。キラキラした目で「前回の試合はレチネもあのように大怪我で離脱し、セッターのフェルナンドも出られなかった。その中では頑張ったけど、どうしてもチームの雰囲気も良くなかったし、サーブレシーブの連携や、スパイカーとセッターとの連携がうまくいかなかった。それでも最後まで諦めなかったのは誇りに思います。
今日は、あー、勝ちたかった。本当にあと少しだった。でも負けは負け。トーナメントだから勝ち負けしか意味がない。次は気負いすぎず、今日と同じようにいい雰囲気でみんなで1点1点とっていけば、必ず勝てると思います。
相手のホームだからもちろんそこは厳しい。コッパ・イタリアの覇者だからもちろん厳しい。みんな銀髪だから見分けづらいのも正直ちょっとやだ(笑)。でもそんなことはいってられない。自分たちは自分たちのベストを尽くすだけ。必ず勝ちます」と力強く応えてくれた。

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