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2026-03-23 17:57 追加

大阪B・甲斐優斗が専修大を卒業。卒業式で川島記念賞を受賞し、代表でスピーチも。「ロス五輪メダル獲得を目標に努力していきたい」

SV男子 / 全日本代表 男子 / 大学バレー 男子

表彰の際にメダルを受け取り忘れて降壇しかけ、慌てて戻った場面も。前日には長野で試合があり、VC長野に入団した大学時代のチームメイトの千葉貫世ともネットを挟んで戦ったばかり。「メダルもあることは聞いていたけど、賞状だけで満足しちゃって。疲れで飛んじゃってた感じですかね。スピーチも(考えていた内容が)半分くらい飛んでしまった感じもありましたけど、これも経験なので、こういう場に立つことができて嬉しかったです」と笑顔を見せた。

3年生の全日本インカレで優勝したが、4年生では代表活動で大学に合流できない時期が続き、チームは低迷。それでも、甲斐が代表から戻ると全日本インカレではベスト4の成績を残すことができた。
「”自分がやらないと”という思いはすごくあった。自分が一番しっかりしてないと、他の選手もそこに合わせてやってしまうので、自分が一番ハードワークして、みんなもそこについてきてほしいと思ってやっていました。
勝てない時期をみんなに任せきりだったところは申し訳ないと思ってますし、だからこそ最後の全日本インカレは本気で取り組みたいと考えていました。最後勝って終わることはできなかったけれど、センターコートまでチーム一丸となって行けたことは少しは恩返しになったかな」と振り返る。

「任せきりだった」と本人は言うが、代表活動で遠征している間も常に大学のチームのことを気にかけ、アナリストと連絡をとり、アドバイスを送っていたという。「リーグ戦の結果は全部見ていましたし、映像もできるだけ見ていました。勝てないのであれば何かを変えないといけないと思っていたので、ディフェンス面など、”ここをこうしてみたらどうか”とか…。アドバイスにはなっていたのかわかりませんけど、コミュニケーションはとっていました」

大学の後輩には205cmのマサジェディ翔蓮選手(1年)も在籍。甲斐とは1年間しか一緒にプレーできなかったが、現在はイタリアのパワーバレー・ミラノで武者修行中だ。甲斐自身も大学在学中にフランスのパリ・バレーで海外経験をしたが、「この経験を大学に戻ってどう生かしていくのか期待していますし、イタリアで経験したことを自信にしてプレーしてくれたらと思っています」と話す。

スピーチの中で「学業との両立が大変だった」と語った甲斐。代表活動などで大学に通えない時期がありながらも、経営学部経営学科を4年で卒業することができた。「授業中になんとか理解しようとはしてましたけど、(工夫したのは)それぐらいで。あとはもうテスト前に(高校からの同級生の)町浦(陽介)選手と詰め込んでやっていました」と苦労を語った。

所属するSVリーグの大阪ブルテオンは現在レギュラーシーズン2位で、22日にはチャンピオンシップ(プレーオフ)のセミファイナル進出も決定した。
兄の甲斐孝太郎(専修大卒)が所属するサントリーサンバーズ大阪は現在首位で、決勝戦が兄弟対決になる可能性もあるが、「ファンの皆さんも期待してくださっていると思いますが、何が起こるかわからないので、自分たちのやるべきことをしっかりして、 1試合1試合を大切にしながら勝っていけたらと思います」と冷静に今後を見据えた。

「ディフェンスの部分は常に課題として意識している部分なので、しっかりやっていきたい。攻撃の部分も今までよりももっと幅広く打てるように、ひとつずつ成長していけたら」と自身のスキルアップについても語った甲斐。今後のSVリーグと日本代表での活躍に期待したい。


写真:黒羽白

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