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バレーボールマガジン>ゲームレポート>【ゲームレポート】2011/12V・プレミアリーグ男子セミファイナルラウンド

ゲームレポート

2012-03-21 19:54 追加

【ゲームレポート】2011/12V・プレミアリーグ男子セミファイナルラウンド

V1リーグ 男子

3月18日(日)

東レアローズ 3-1 堺ブレイザーズ

25-14
25-20
22-25
25-15

両チームスターティングメンバー


3石島 1松本 7エンダキ 4北島 12横田 19今村
リベロ2井上
東レ
18鈴木 17篠田 12ボヨビッチ 5米山 1富松 4近藤
リベロ2田辺

レギュラーラウンド3試合はすべて東レのストレート勝ち、という対戦。

土曜日の試合でパナソニックにストレート負けを喫した東レは、その試合で途中交代となった越谷がベンチを外れた。代わってスターティングメンバーに起用されたのは、これまで主にリリーフサーバーでの起用が多かった鈴木であった。

第1セットは序盤から東レが大きくリードを広げた。堺は第1セットの早い段階でセッターを8金井に交代したが、東レの勢いは止まらなかった。第2セットも中盤以降東レが連続得点を挙げ連取。鍵を握ると思われた鈴木が攻守にしっかりとチームを支えた。

第3セットこそ堺が粘りの末取り返したが、第4セットは再び東レが地力を見せる展開となり、第1セット同様に大差をつけて締めくくった。試合全体を通じて、レギュラーラウンドでの力関係がそのまま反映された結果となった。東レは鈴木、篠田の60%を筆頭に、スターティングメンバーで出場したすべてのアタッカーがスパイク決定率50%を超え、またサーブ、ブロックでも安定感を見せた。

まず、東レアローズが優勝決定戦への進出を決めた。堺ブレイザーズはレギュラーラウンドからの課題であった、ウイングスパイカーの好不調の波とそれをカバーする方策の難しさが出てしまい、3位決定戦に廻ることとなった。

東レ・鈴木選手

急な起用も攻守に持ち味を発揮した東レ・鈴木選手(背番号18)

パナソニックパンサーズ 3-1 サントリーサンバーズ

25-20
26-28
25-23
25-20

両チームスターティングメンバー

パナソニック
13枩田 1清水 11チアーゴ 6白澤 2宇佐美 15福澤
リベロ17永野
サントリー
20米山 2鈴木 6岡本 5柴小屋 1山村 9アンドレ
リベロ13高橋

この試合の勝者が、優勝決定戦に進むもう1チームとなる。

第1セットは一進一退の展開のまま終盤へもつれ込んだが、リリーフサーバー5山本(隆)のサーブポイントなどでパナソニックがじわじわとリードを広げ、先取した。

第2セットも同様追いつ追われつの展開となったが、終盤までよく粘ったサントリーがデュースにもつれこんだのち、26-26から米山、柴小屋と連続得点を挙げたサントリーが1セットを返した。

第3セットも息詰まる展開となったがパナソニックが振り切り、迎えた第4セットは中盤からパナソニックが抜け出し、要所要所で白澤、枩田のミドルブロッカー陣を含めた幅広い攻撃を展開した。さいごは好調であったサントリー・アンドレを枩田がブロックし、レギュラーラウンド2位のパナソニックパンサーズが優勝決定戦進出を決めた。

サントリーサンバーズはレギュラーラウンド苦戦の末にセミファイナルへ進出し、このラウンドを大いに盛り上げたが、3位決定戦に廻ることとなった。リベロの津曲(この試合での出場はなし)、ミドルブロッカーの坂本(リリーフサーバーでしばしば登場し、サーブポイントを挙げた)にとっては現役最後の試合ともなる。

パナソニック・枩田選手

試合を決めるブロックポイントを挙げ、パナソニック・枩田選手はベンチアウト選手に駆け寄る

 

セミファイナル最終結果

  • パナソニックパンサーズ、東レアローズ→優勝決定戦進出
  • 堺ブレイザーズ、サントリーサンバーズ→3位決定戦へ

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