2017-06-30 18:34 追加
全日本ジュニア男子、トルコに3-1で勝利
全日本ジュニア男子ゲームレポート
全日本代表 男子
全日本ジュニア男子バレーボールチームは、ブルノ、チェスケー・ブジェヨヴィツェ(チェコ)で開催されている「第19回世界ジュニア男子選手権大会(U-21)」に出場し、6月29日(木)に行われた2次リーグ戦H組 対トルコ戦はセットカウント3-1で勝利し、2次リーグ戦H組で2勝1敗となった。
H組はトルコ、ウクライナ、日本が勝敗数、勝点で並びましたが、セット率で日本は3位となった。
●スターティングメンバー
#4 新井 雄大
(東海大学 1年)
#6 宮浦 健人
(早稲田大学 1年)
#3 小山 貴稀
(大阪産業学 2年)
#11 佐藤 駿一郎
(東北高校 2年)
#12 金子 聖輝
(JT サンダーズ)
#5 仲本 賢優
(日本体育大学 2年)
リベロ
#10 河野 亜蘭
(愛知学院1年)
●ゲームレポート
第1セット、今大会好調の宮浦健人がスパイクを決め、いいリズムでのスタートとなったが、トルコのサーブに苦しめられる。その後、日本のミスが目立ち7-11とリードを許すと、徳永文利監督は悪い流れを断ち切るためにセッターを金子聖輝から牧山祐介に交代。すると、佐藤駿一郎のブロックや小山貴稀のサービスエース、さらに佐藤のクイックが決まり12-11と逆転に成功する。終盤から日本のペースとなり、仲本賢優の技ありのスパイク、小山のBクイックが決まり20-18とした。23、24点目を新井雄大が得点すると、最後は仲本のスパイクがブロックアウトとなり、25-21でセットを奪った。
第2セット立ち上がりからセッターは牧山を起用。序盤から日本は新井の強烈なスパイクなどでリード。さらにこの試合好調の仲本の活躍により、16-13。このまま終盤を迎えたい日本であったが、トルコに打点の高い強烈なスパイクを決められると、さらに日本のクイックがブロックに捕まり17-18と逆転される。しかしリベロ・河野亜蘭の体を張った好レシーブから仲本がスパイクを決めると、新井がレフトから連続でスパイク決めて22-20。25-22で2セット連取した。
第3セットは、第2セット同様に序盤は日本ペースで試合が進む。宮浦、仲本のスパイクが炸裂、佐藤のブロックも決まる。宮浦のスパイクがブロックに阻まれ、サービスエースなどで4連続失点を喫すると8-9と逆転されるが、拮抗した展開から20-18と再び日本がリードする。終盤は両者譲らぬままであったが、23-23で日本に痛いサーブミスが出て第3セットを23-25で奪われた。
第4セット立ち上がりから、仲本のスパイクや小山のブロックポイント、牧山のサービスエースにより10-5とトルコを圧倒する。さらに小山、佐藤のミドルブロッカー勢のクイックによる得点や新井のダイレクトスパイク、佐藤がチャンスボールをセッターに返し自らBクイックを決める。ここで堀江友裕をピンチサーバーで起用すると、そのまま後衛3ローテーションで好守を見せ20-17となる。ここから新井のめざましい活躍と宮浦のスパイクで得点し、25-20で第4セットを奪い、セットカウント3-1で勝利した。
●2次リーグ戦H組最終順位
1位:トルコ(2勝1敗、勝点6、セット率=1.750、得点率=1.061)
2位:ウクライナ(2勝1敗、勝点6、セット率=1.750、得点率=1.049)
3位:日本(2勝1敗、勝点6、セット率=1.400)
4位:モロッコ(0勝3敗)
●日本の次戦
現地時間:7月1日(土)15:00~(日本時間22:00~)
ラウンド:セミファイナルラウンド(13-16位)
対戦相手:チェコ
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