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2017-07-21 16:23 追加

全日本ジュニア女子 中国に1-3で敗れ、2次リーグ2位でセミファイナルへ

世界ジュニア女子選手権大会(U-20) 2次リーグ戦の結果

V1リーグ 女子 / 全日本代表 女子 / 大学バレー 女子 / 高校バレー 女子

 全日本ジュニア女子チームは、20日、メキシコのコルドバで「第19回世界ジュニア女子選手権大会(U-20)」2次リーグ戦の第3戦、中国と対戦した。

 日本のスターティングメンバーは、東谷玲衣奈、堀江美志、山口珠李、荒谷栞、松井珠己、黒後愛、岩澤実育。
 
 ともにセミファイナルラウンド(1-4位)進出が決定している両チームが2次リーグ1位通過を懸けて臨んだ1戦。試合開始序盤から中国のクイックを中心とした高いスパイクに押された日本。何とか反撃を試みるが、中国の厚いブロックに阻まれる。中盤にかけて山口や荒谷の移動攻撃、中川美柚の連続サービスエースなどで少しずつ挽回を図り、13-16と追い上げたが、中国はジャンプサーブなどで日本のサーブレシーブを乱し、一気に13-21とその差を広げにかかる。日本も最後まで粘り、黒後や堀江らアタッカー陣が踏ん張って追い上げたが、最後まで中国のスパイクを止められずに19-25で第1セットを失った。

 第2セットも中国の高い攻撃に手を焼き、先行を許す。中盤、日本は荒谷の緩急を交えた移動攻撃や中川のサービスエースで攻勢をかけると、中国のミスも手伝って16-15と挽回する。終盤にかけては一進一退の攻防が続き、両チームとも一歩も譲らずデュースまでもつれ込む展開に。日本は黒後や荒谷のスパイクで必死に対抗したが、最後は中国のパワーに押し切られ、28-30で第2セットも連取されてしまう。

 第3セットは序盤からサイドアウトの応酬に。日本は堀江や荒谷の緩急を交えた攻撃で中国の高いブロックに対抗する。ようやく日本のブロックが機能しはじめると、終盤にかけて山口や荒谷がブロックを決めて23-21とリード。ここで途中出場の兵頭由希がサーブで得点して24-21とセットポイントを握った。中国は高いブロックで応戦するが、最後は荒谷の移動攻撃が決まり、25-23でセットを取り返した。

 第4セット序盤、中国の高い打点からのクイックが止められず、中盤にかけては接戦となったが、中川や黒後のスパイクなどで切り返し、16-15と日本がリードする。その後、荒谷のクイックや途中出場の島田美紅のサービスエースなどで21-18とリードして終盤に突入するが、中国はミドルブロッカーにボールを集め、21-21と追いすがった。日本も山口や堀江のブロックで23-22と一歩リードしたが、最後は高いブロックを避けたスパイクがラインを割るなどミスを連発し、23-25でこのセットを失い、セットカウント1-3で中国に敗れた。

 この結果、日本は2次リーグF組2位でセミファイナルラウンドに進出が決定した。次戦は22日(土)20時(日本時間翌10時)より、決勝戦進出を懸けて、ロシア(2次リーグE組1位)と対戦する。

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