2017-09-16 23:06 追加
グラチャンバレー イラン戦後会見 中垣内監督 大竹 山本 藤井「失うものが何もないので、明日は世界一に勝つために全力を尽くす」
イラン戦会見
全日本代表 男子
ワールドグランドチャンピオンズカップ第4戦、イラン戦後の記者会見。中垣内祐一監督、大竹壱青、藤井直伸、山本将平。
中垣内祐一監督
1セット目はひじょうに入りがよく、大竹も調子良かった。2セット目以降は相手のサーブが良くて、最後止められるという我々の負けパターンにはまり、だんだん集中力を落とした。その中で、最後小野寺を使う機会が作れたのは収穫で、今後に向けてのチャレンジ。4セット目も小野寺を使い、一本スパイクも決めた。1ヶ月であれだけレセプションもできてスパイクも打てたことでつかめたものがあると思う。
石川以外のアウトサイドを大型の選手で補う。これは時間がかかるけれども続けていきたい。
最初、石川が出ていってすぐ交代したのは、山本と石川のメンバーを間違えて申告してしまった。一本目のサーブを打つ前にメンバーチェンジした。パッド上で入力し間違えた。
――小野寺選手について、今後所属チームではミドルかもしれないとのことだが、そのあたりの話し合いはあるんですか。
もちろんです。せっかくはじめたこの練習が1ヶ月で終わってしまうのはもったいない。所属するチーム、あるいは次に所属するチームと会話は開始しています。1勝1敗というところでしょうか。チームのそれぞれの事情もあるし、我々の思いを押し付けているわけではないので、理解はしていただいている。
――山本選手の評価を。
前半すごくサーブレシーブもオフェンスも頑張っていた。タッチアウトもとっていた。3枚ブロックが付いたところで柔らかいボールを当てたり。やはりサーブレシーブでプレッシャーをかけられてきて、そのあとスパイクではいいところがなくなった。彼の持ち味はスパイクをどんどん打ってもらうというよりは、守備を含めた総合的なところを期待している。
彼もチーム合流1ヶ月でしたが、非常に早く溶け込んで物怖じしないプレーをしている。
――イランがどんどん対応して攻撃的なブロックをしてきたが、日本のブロックの意図は。
ブロックに関しては、通常通り彼らのオフェンスに合わせた策を練ったが、やはり弱いところから、低いところから攻められた。イランだけでなくどのチームも徹底的にそれをやってきた。ワンブロックを入れたり、二枚替えをしたり、なんとか低いところを隠していくようにしていた。現状のままでは穴が大きすぎる。我々の現有戦力の限界かと思います。来季以降また違うことになると思います。
しかしながら、ブロックも今年の5月からずっと練習してきた割には本数が少ない。前に手が出ていない、完成が遅い。今大会はあまりいい状態ではない。
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