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バレーボールマガジン>インタビュー>久光製薬 新主将の栄絵里香、石井優希、野本梨佳「タイトル取る!」(前編)

インタビュー

2017-11-07 12:00 追加

久光製薬 新主将の栄絵里香、石井優希、野本梨佳「タイトル取る!」(前編)

同期座談会

SV女子

 バレーボールの2017/18V・プレミアリーグ女子が開幕。昨シーズン、天皇杯・皇后杯5連覇を達成しながらプレミアリーグはファイナルでNECレッドロケッツに敗れ、女王の座を明け渡した久光製薬スプリングス。酒井新悟監督のもと、今シーズンに懸ける思いは強い。今シーズンから新しくキャプテンに就任した栄絵里香、日本代表の石井優希、野本梨佳の同期3人がリーグタイトル奪還への思いや、それぞれに期待すること、久光製薬スプリングスの強みなどを語った。

──チームの雰囲気はいかがですか。
野本梨佳(以下、野本):全日本から帰ってきて、みんながレベルアップしていると感じてそこにしっかり入っていけるかなと不安になりました。
石井優希(以下、石井):雰囲気もよく、みんな声を出して言いたいことも常にコートで話しあえていて、つなぎもよくなっていました。今シーズンはシンゴさん(酒井新悟監督)の新しいバレーをやるので楽しみです。

──迎えていかがですか。
栄絵里香(以下、栄): 同期が全日本から帰ってきてホッとしました。全日本で頑張っていた姿はテレビで見ていて試合も1回見に行きました。一緒にやっていなかった間ですごく変わったなって思う部分があります。トスを上げて、リカ(野本)は前より打点がはるかに高くなったと感じました。

──そんな栄選手が今季から久光製薬スプリングスの新キャプテンに! キャプテン、どんな思いですか? 聞いたときはどんな気持ちでした?
栄:最初は夏場のキャプテンをやるという感じで始まって、全日本組が合流したらリスタートになるからという話もあったのですが、そのまま継続してやらせてもらうことになりました。正直、自分の中でも大丈夫かな……という不安はまだありますが、やるからには責任と自覚をしっかり持ってやっていこうと思っていますし、誰もができる経験ではないから、成長していけるように頑張りたいと思います。どちらかというと声や気持ちで引っ張っていくタイプだと思うので、自分のよさを全面に出しながらチームを引っ張っていきたいです。

野本:エリカ(栄)ならみんなを引っ張っていけると思いましたし、昨シーズンは同い年のミユ(長岡望悠)がやっていて、また今シーズンも同い年がキャプテンをやるので、やっぱりこの学年で頑張っていきたいと思いました。私も自覚と責任を持って一緒に引っ張っていけたらと思います。

石井:昨シーズンのリーグが終わってからずっと、黒鷲でもエリカの存在感がすごく大きくて、年下を引っ張る力があるし、コミュニケーション能力が高いから上の先輩ともコミュニケーションをうまくとれると思うので、エリカでよかったなって思います。

栄:え!? ほんと思ってる?(笑)

石井:思ってるよ。ほんとに思ってるよ。ただキャプテンまかせにならないようにって。ミユがキャプテンのとき、“一緒に頑張ろう。支えになれるように”と思っていたけど、実際にミユを助けられたかと考えたらそこまでできていなかったと思って……、今度も同期のエリカがキャプテンなので少しでも楽になれるような手助けができたらと思います。

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