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インタビュー

2018-02-10 08:00 追加

久光製薬スプリングス アキンラデウォ「最重要目標はVリーグ優勝。毎試合、金メダルが懸かると思って戦う」

V1リーグ 女子

ミドルブロッカーは相手セッターをどれだけ読めるかが大事

──世界を代表するアキンラデウォ選手が思うミドルブロッカーとして大事なことは?

アキンラデウォ:まずディフェンス面では、一つ目は「相手のセッターをどれだけ読めるか」だと思います。セッターが何をするかを教えてくれるので。二つ目はブロックです。「手を出す、締める」。自分はそれがまだできてなくて、もっとちゃんとやっていかなければならないと思っています。大事なことです。

オフェンス面については、切り返しのときに「必ず開いて打つ準備をする」ということです。セッターがたとえ自分に上げなかったとしても必ず準備に入る。セッターも相手チームにストレスをかけなければならないので、いろんなオプション(選択肢)を持ってやっていますので、必ずいつも自分がそのオプションの一つであるように動く、それが重要だと思っています。

──ミドルブロッカーが積極的に打てば、他も活きてきますね。

アキンラデウォ: そうですね。いつも打つつもりで真剣に攻撃に入っています。

──アスリートとして大切なことはどんなことでしょうか。

アキンラデウォ:だんだん年を取ってきたので(笑)いろんなことを考えなければならないですが、まずはコート上に健康な状態でいるということです。そのためにダイエットもしなければならないと思っているのですが、それはちょっと苦手です(笑)あとは、よく寝ること、睡眠をとること。ウエイトトレーニングについては、最近はそんなに重いものは持たないですが、けがをしないように体を作ることは重要だと思います。

──マインドについてはいかがですか。

アキンラデウォ:アメリカのナショナルチームのカーチ・キライ監督がよく言っているのですが、「一つ一つの試合を金メダルが懸かった決勝だと思ってやりなさい」と。一つ一つの試合が決勝だと思ってプレーすれば緊張することもない。自分にもそう言い聞かせて、いつもどの試合にも臨んでいます。久光製薬スプリングスもファイナルラウンドすべての試合をどれも決勝だと思えば、緊張することもないですし、いつもと同じように戦えると思います。

──久光製薬スプリングスの選手から「アキンラデウォ選手のことを尊敬しています」という声をよく聞きます。メンバーとよく話をされますか。

アキンラデウォ:よく話していますよ。自分は日本語を話せないのですが、選手の皆さんは英語を習いたい人が多いので短い単語でも話そうとしてくれます。どうしても通じないときは京子さん(通訳の堀井京子さん)に手伝ってもらって。もっと私が日本語を話せたら、みんなとどこかに出かけてもっと話をしたいと思っているのですけどね。でも久光製薬スプリングスのみんなといるのは本当に楽しくて、私自身もみんなのことを尊敬しています。

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