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バレーボールマガジン>インタビュー>新主将に聞く:柳田百織(富士通)「キャプテンが揺らぐとチームがまとまらないので、何があっても揺らがぬように」

インタビュー

2019-02-22 12:00 追加

新主将に聞く:柳田百織(富士通)「キャプテンが揺らぐとチームがまとまらないので、何があっても揺らがぬように」

富士通柳田主将に聞く

V2/V3 男子

バレーボールV.LEAGUE Division2(V2)で、優勝争いの一角にある富士通カワサキレッドスピリッツ。今シーズンから主将に就任した柳田百織選手に、カルッツかわさきでおこなわれたホームゲームを2連勝で終えた直後にお話を伺った。(取材日:2019年2月11日)

プロフィール
柳田百織(やなぎだ もおり)
1992年9月6日生まれ(26歳)
東京都江戸川区出身
ポジション:オポジット
背番号:4
身長:183cm
体重:75kg
市立船橋高校→順天堂大学→富士通カワサキレッドスピリッツ(2014/15~)

--ホームゲーム2日間おつかれさまでした。振り返っていかがでしょうか。

柳田百織(以下:柳田):2日とも3-0でストレート勝利という、かなり嬉しい結果ではあったんですが、僕らのチームは、去年主力メンバーが移籍したり、いろいろな若いメンバーが出てやっていたりする中で、けっこう崩れやすい、すぐボロが出てしまうところもあるので、そこをどういう風に盛り上げて、勢いを出してやっていくかというのを、チーム内で話しながら臨んだ2日間でした。
結果が出たことは嬉しいんですけど、このあとの試合のポイントもシビアになってくると思いますし、優勝するためには、まず、この2日間勝ててよかったなあという気持ちです。

--今季からキャプテンに就任した経緯について、教えていただけますでしょうか。

柳田:年齢が上のひとたちが半分以上いる中で、若い世代に、キャプテンシーを出して欲しいというスタッフ陣の意識があったようです。その中で、僕に頼みたい、という話があって、チームを引っ張るために選任していただいた、というところです。若い人たちがいいマインドを持って、チームを引っ張るぞという気持ちをもってやれるように、キャプテンに選任してくれたと思います。

--これまで、キャプテンのご経験はありますか。

柳田:順天堂大学4年の時にキャプテンをやっていましたが、それ以外は経験はないです。難しいですね……社会人のほうが、上の方がいるので(笑)。

--キャプテンとして心がけていることは、どんなことでしょうか。

柳田:年齢的に中間にいる(現在26歳)ので、チーム全体が同じ方向を向くように、優勝というひとつの目標を全員で定めて、まわりを上手く囲っていく、ではないですけど、他の選手にいろいろ指示をすることを心がけています。
キャプテンが揺らぐとチームがまとまらないんで、何があっても揺らがないように気持ちを持っているつもりです。

--今季、監督が代わってチームの選手も入れ替わって、新しいチームがスタートする時点での目標から、どの程度達成出来ている感じですか。

柳田:チームが始まったときに、監督が代わって方針も変わったんですけど、今年はいろいろな選手を出して、それぞれがそれぞれのいいところを活かして、リーグ優勝をしよう、と、いうのがまず第一の目標でした。いろいろな選手をメンバーチェンジで出したり、代わって入った選手が立て直したり、というシーンがかなり見えてきました。出てきた選手が持ち味を活かせているというのはひとつの目標でしたので、それは達成出来ているかと思います。まだまだこれからと思うんで、8割くらいですかね。

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