2019-02-22 12:00 追加
新主将に聞く:柳田百織(富士通)「キャプテンが揺らぐとチームがまとまらないので、何があっても揺らがぬように」
V2/V3 男子
--バレーボールを始めたきっかけはどんなことでしたか。
柳田:母が、身長175cmくらいあって、地域のママさんバレーでやっていたので、そこへ何度か連れて行ってもらって。小学校のバレーボールチームで強いチームが近くにあったんですよ。
--どちらのチームですか?
柳田:小岩クラブという、(江戸川区)小岩にあるチームへ入団させてもらって、今で言うと…柳田、マサ……将洋とか、と、バレーをやって、けっこう強いチームだったんで、なんか、すごく楽しかったです(笑)。それが、きっかけですね。
--(小声で)ダブル柳田ですね。
柳田:そうなんですよね……。当時の月刊誌に、そういうふうに書かれたみたいですね。
--そうなんですか!
柳田:「ダブル柳田、全国へ」みたいな(笑)
--そうなんですね!
柳田:懐かしいですね……。僕がライトで、マサがレフトで。
--「百織(もおり)」さんって、非常に珍しい名前かと思いますが、どんな由来で名付けられたか、聞いたことはありますか?
柳田:結構前に聞いたのは、宇宙飛行士で毛利さんっていう方が、当時日本の中ではすごい騒がれたみたいで(毛利衛さんは、柳田選手が生まれた直後の1992年9月12日から、スペースシャトル・エンデバーに搭乗し宇宙に滞在した)、「月に100回行っても」という意味で数字の「百」、100回行っても「おり」返して帰ってこられるように、「織」、織姫のおり、で、「百織」という名前にしたみたいです。
--す、すごい…
柳田:なんか、作り話だろって言われるんですけど(笑)、そうみたいです。家系で、数字のつく名前が多いのも影響あるかもしれません。確かに、下の名前がもおりっていう人には、逢ったことないですね。
--コート挟んでもおりさんともうりさん(きんでんの毛利主将)、というのは何回か見ましたが……。
柳田:(笑)確かに!こっち(宇宙飛行士)のほうの毛利さん!
--名前のほうではなかなかないですね、確かに。
柳田:中学校とか高校の入学式の前に、女子だと思われるんですよ。もおりちゃん、って。高校に入るときも、「180(cm)の女子がいるらしい」って(笑)。
--バレーボールを始めて、続けて、影響を受けた人はいますか。
柳田:そういう意味だと、柳田将洋くん、ですかね…「くん」とかいってますけど(笑)。あまりいいことじゃないと思うんですけど、僕の場合「尊敬するプレイヤー」というような人があんまりいなくって、その中で、刺激を受けるという意味で。やっぱり、同世代で、同じチームでやっていた選手が、今や全日本のキャプテンやってるとか、海外でバレーやってるとか、全然同じ距離ではないですし、同じ舞台でバレーをやっているわけではないんですが、刺激は受けます。
同じカテゴリの最近の記事
- ブラジルのスーパーリーグ、松井珠己のマリンガ、上位8位のプレーオフ進出ならず [Others,全日本代表 女子] / 2024.03.26
- 韓国Vリーグ「安山OK金融グループ・ウッメン」を率いる荻野正二監督「選手たちは伸びしろがあり、性格も素直。成長の手応えを感じて、毎日が充実しています」 [Others] / 2024.03.21
- NEC・中川つかさ「エネルギーを与えるということが私の仕事だったので、そこをしっかり後押ししようと思ってコートに立った」インタビュー [V1リーグ 女子] / 2024.03.10
- 埼玉上尾・岩澤実育「昨シーズンより良い結果を出せ、そこにしっかり自分で貢献できたというのが凄い嬉しい」 インタビュー [V1リーグ 女子] / 2024.03.10
- トヨタ車体・藪田美穂子「一緒に戦ってくれていた仲間の成長を見られ負けて悔しい気持ちもあるが誇らしい気持ちもある」インタビュー [V1リーグ 女子] / 2024.03.09
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.