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会見・コメント

2019-04-12 08:00 追加

JTヴコヴィッチ監督「経験の差がでた」山本将平「とても悔しいですが、来週に向けてやっていくだけ」

V1リーグ 男子

V1男子ファイナル第1戦の試合後会見で話すJTの山本将平(撮影・大塚淳史)

●山本将平
とても悔しい結果になりましたけど、5セットを通じて自分たちの戦い方は間違ってなかった。あとはもう少し(決勝での)試合の経験の部分がパナソニックさんのほうが上だった。まだ1試合あるのでまた来週に向けてやっていきたい。

●安永
とても悔しい気持ちでいっぱいです。内容もそうなんですけど、勝てるチャンスはあった試合だったかなと思います。そこで勝ちきれなかったことはとても悔しいですが、来週まだもう1試合あるので、そこにむけて切り替えていくことが大事なのかなと思う。

●小野寺太志
負けてしまってとても悔しいですし、負け方も、勝てるゲームを逃したので、そこは反省して、来週に向けてチーム一丸となるだけ。今日の結果を踏まえて何がだめだったかも反省したい。

●深津旭弘
4セット目のサーブミスと5セット目は自分の我慢しきれなかったところがあった。
全員がすごく頑張った試合だったので、自分がもう少しアタッカーを活かせればよかったと思います。

V1男子ファイナル第1戦の試合後会見で話すJTの安永拓弥(撮影・大塚淳史)

――安永さんと深津さんに。ブロックポイントがかなり多かった理由と、後半パナソニックの攻撃が通り始めたのは。ミドルブロッカーの目から見て。パナソニックの深津さんが変えたのか。サーブの効果とか?

深津:相手に関しては変化はなかった。僕に関してはたまたま相手が(ブロックに)あててくれたみたいな形だったので、運が今日は良かった。これだけブロックポイントが出てたからこそ、もうお少し落ち着いてサイドアウトを切ったりラリーをとったりやれば良かったねんですけど、そこがうまく行かなかった。

安永:ブロックポイントについてはミーティングでデータをみんなが頭の中に入れて入れたのは大きかった。中盤から減ったのは、たぶん相手がそのデータを臨機応変に対応してきて、違う攻撃を少し増やしてみたのが、ベンチに下がったときに確認したらあったので、自分たちも状況状況で常に新しい事を考えていかないと。

――ファイナル6の負け方からするとかなり手応えがあったのでは。

山本:相手と戦うというよりも、あのときは自分たちに問題があった。
今日は出だしで浮足立ったところはあったが、それでも序盤以外でベストを尽くすということをしっかり念頭に置いてできた部分はあった。ファイナル6よりも内容は良かったんですけど、それだけに勝ちきれなくてとても悔しい。

安永:ファイナル6でああいう負け方はしたのですが、それ以後の試合はパナソニックさん以外でずっと勝ち続けたので、自信を持って戦えたことが今回のフルセットまでいけた大きな理由。

小野寺:ファイナル6に比べるとセットとったよとか点差詰まったよとかなると思うんですけど、結果は負けなので同じだと思います。うまくいった部分もあったけど、勝ちにこだわらないといけないので。パナソニックさんに負けてると思わないし、ファイナル6でああいう負け方をしたから勝てないだろうとか弱気なイメージはもっていないので、気にしてない。

深津:来週しっかり戦えるように準備するだけ。

V1男子ファイナル第1戦の試合後会見で話すJTの深津旭弘(撮影・大塚淳史)

――深津さんに。今日かなり真ん中とかパイプだったりを使ったようですが、今おっしゃれる範囲で。

深津:はじめは真ん中を使えたかはわからないですけど、相手のブロックがそんなに気にせずに行けたのは良かった。要所要所で「ここをとる」というところで、まだ自分の意識的にはなかったんですけど、「もう少し固くとるべき部分はたくさんあった」と言われたので、そのへんでもう少し、ちらしていくところと、最後点数しっかり取るところは自分の見極めが必要だと思いました。

――深津さんに。4セット目のサーブミスなど、ミスが多く出た理由は、
深津:自分がミスをしてああいう感じになってたのはわかってたんですけど、普通に入れていこうとしてもミスりだした。そこで少し、変にトスで調子が、「あれ、おかしいな」というネガティブなものが芽生えたのじゃなくて、サーブとかそういうミスから「あれ、なんか違うな」という感覚になってきたので、少し弱気ではないですけど感覚が違うなと思った。そこはミスに対して自分でどう捉えるかが重要だったと思います。

V1男子ファイナル第1戦の試合後会見で話すJTの小野寺太志(撮影・大塚淳史)

――山本選手と安永選手と小野寺選手に。ファイナル初めてだと思いますが、緊張したかとか印象を。

小野寺:緊張したかどうかとなると、僕はそんなに緊張してなかったと思います。緊張してなかった要因も最初から深津さんがいいところで使ってくれたり、ブロックで点が取れたり、サーブでブレイクできたり、自分自身いいプレーを出せたことが自信につながり、ほぐれたのか、最初からしてなかったか覚えてないですけど、そういう感じでした。

安永:僕はファイナルの舞台1回たったことがあるんですけど、入団2年目か3年目。それ以来のファイナルの会場は自分の中ですごく好き。お客さんも多いですし、試合前の演出とかはスポーツする人間にとってすごくいい環境だと思います。色んな人が見てくれる中でやれるのはすごくやりがいがある。来週も同じような環境でやれるので、一生懸命だけど硬くならずにできるパフォーマンスを出したい。

山本:個人的には最初気負いすぎたかなと思います。なかなか立てるわけではないので、楽しもうと言うか、貴重な経験なのでという気持ちになった中盤からは良かった。来週はその気持を最初から持って、気負いすぎずに楽しむことを念頭においてやっていきたいと思います。

――山本さんに。今日のパナソニックのサーブの印象。
山本:パナソニックさんは毎回強いサーブが武器。本当に強いプレッシャーはかかっていた。ただ、セットを重ねるに連れて相手のサーブも要所要所ミスもあって、本当にしんどいたまは深津さんにハイボールにしてもらってトムとかリービンに決めてもらった。
もっともっとパスの精度がよければもっと楽にサイドアウトが取れると思う。来週も鍵になる。気持ちの部分が大きいと思います。

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