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会見・コメント

2020-01-02 12:55 追加

首位快走、群馬銀行グリーンウイングス。今が歴代最強、プレステージ・インターナショナルアランマーレ V2女子

V2リーグ女子 軽井沢大会 記者会見コメント

V2/V3 女子

 2019年12月21日に軽井沢風越公園総合体育館(長野県)で行われたV2リーグ女子の記者会見コメントをお届けする。

第1試合 群馬銀行 3(25-19、25-17、25-17)0 浜松

■群馬銀行グリーンウイングス

●安福若菜選手

連勝が続いていますが、まだ不安定なところもあります。リズムにのってきているはずなのに突然崩れてしまったり。プレーで相手を翻弄していこうとチームで話をしていました。今日はそれがうまく表現できていたと思います。

●伊藤きわ美選手

速いチームへ対抗する練習をしてきて、この試合ではその成果が出たと思います。この試合で評価できる部分です。

――安福選手へ。ミドルが機能していたと思います。ミドルブロッカーとして、ご自分のプレーの評価は?

安福:ミドルが使えているのは、後ろがレシーブで拾ってくれているから。それがあって私たちが活躍できていると思います。1枚で決めきるっていう意思を強く持ってできたので、これからも継続してやっていきたいと思います。

――伊藤選手に。今日の手応えは?

伊藤:あまり調子が良くなくて。スパイクも相手のブロックにかかってしまうことが多かったです。でも、自分なりに状況を分析して、次のセットからは切り替えることができました。

――伊藤選手は今季1年目ですが、これまでのVの印象や自分のプレーで通用すると感じるところは?

伊藤:助走がしっかり取れた時のスパイクはちゃんと通用するんだなと感じています。助走の下がり方とかそういうところをサボってしまうと相手に見抜かれますね。厳しい部分を頑張ると、それが得点につながる。それがVリーグに入って感じたところです。今までとは違うな、と。

――もう少し具体的に教えてもらえますか?

伊藤:大学までは助走の下がり方まで意識したことはなくて。漠然と打っても決まっていたんですけど、やっぱりVのレベルになると、そういうところをおろそかにしていたら通用しないな、と。この試合を通して痛感しています。

――アウトサイドヒッターには攻守両面が求められますが、自分はどういうタイプだと思いますか?

伊藤:身長もあまり高くないので、レシーブもしっかりできて、なおかつ得点も決められる選手でありたいと思っています。

――ポジション的にどうしてもサーブで狙われるところもありますね。

伊藤:課題になるところです。まずはサーブレシーブから自分のリズムを作っていく。だから一番の優先順位としてはレシーブですね。そこからスパイク。その順番で行きたいなと思っています。

――安福選手に。初年度と比べて、自分の中で成長していることは?

安福:去年は1年目ですし、先輩に助けられてきた部分もたくさんあったと思います。今は逆に助けてあげることも、少しずつはできているのかなと思っています。

――助けるプレーとは?

安福:ミドルブロッカーをコンビとして使えない状況でも、ボールを呼んで決めきる。アウトサイドヒッターにブロックが2枚ついているときに、私たちミドルがその裏で走って1枚で決める。横の幅を使ったプレーですね。

――自分はどういうタイプのミドル?

安福:裏の速い攻撃、ワンレグを一番の得意としているので、幅をしっかり出して、相手レフトブロッカーを揺さぶった攻撃をしていきたいと思っています。

――少し早いかもしれませんが、入替戦も視野に入れてリーグ後半戦の抱負を。

安福:V2優勝、そしてV1昇格を目指していけるように、まず目の前の試合をしっかり勝ち取っていきたいと思います。

伊藤:まずは目の前の試合です。V1との入替戦はレベルが違うと思うので、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。

●石原昭久監督

着実に点数を重ねて試合を支配することができました。相手に対して、自分たちはこうやって戦っていこうということが十分表現できていましたね。ゲーム運び、内容的にも次に期待が持てる試合だったかなと思っています。

――ミドルが有効に使えている印象を受けました。

石原:セッターがよく選んでましたね。うちの鈴木(日葵)の高さが勝るというところをセッターが考えて、そこからしっかり攻めようと。

――リザーブも含めて、多くの選手が活躍していますね。平等にチャンスを与える中で状態の良い選手を使っていくという方針でしたよね?

石原:うーん、いや、平等というのはちょっと違うかな。平等ではないですね、でも公正ではあります。ここはVリーグ、絶対に結果を求められるところですから。誰かの成長のため、という理由だけの人選は決してしません。チームを作っていくプロセスとして、開幕前までの平等性は必要でした。リザーブの選手が結果を出していないわけでもありませんので、適宜強みを見極めて最適な場面、相手によってコートに送り出せるかどうか。それが私の仕事です。

――ここ数試合、伊藤選手を起用されている理由は?

石原:伊藤はまだ1年目でプレーが粗いところも若干はありますが、チームがコンセプトにしている「高さを活かしたスパイク」ができる選手の一人です。もともと伊藤はリーグ開幕時のスタメン候補だったのですが、ちょっと怪我をしてしまって。今は伊藤が出ても田中(瑠奈)が出ても小林(愛里)が出ても問題ない状況になっています。そういう意味で安心しています。

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