全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>デンソー・井上琴絵「もっとプレーの精度を上げ、チームを勝たせられる選手に」、埼玉上尾・山岸あかね「来季は大事な試合をしっかり勝ち切りたい」

会見・コメント

2020-01-29 19:21 追加

デンソー・井上琴絵「もっとプレーの精度を上げ、チームを勝たせられる選手に」、埼玉上尾・山岸あかね「来季は大事な試合をしっかり勝ち切りたい」

V1女子 3位決定戦 デンソー対埼玉上尾 記者会見コメント

V1リーグ 女子

 1月26日に国立代々木競技場第一体育館(東京都)で行われたV・ファイナルステージ 3位決定戦、デンソー対埼玉上尾の記者会見コメントをお届けする。

 デンソー 0(22-25、22-25、20-25)3 埼玉上尾

■デンソーエアリービーズ

●鍋谷友理枝主将

今日の試合、勝ちたかったのですが…。自分たちのいいところも出ましたが、悪いところも出てしまいました。 キャプテンとして最後まで引っ張りきれなかった、スパイカーとしても決めきれなかったというのが自分としての今日の反省点です。
今シーズン、キャプテンとして、いろいろたくさんきついことも言ったのですが、それでもついてきてくれたみんなに本当に感謝したいと思います。

●井上琴絵選手

この試合を勝って今シーズンを締めくくりたかったです。 自分たちの力が出た部分もあるのですが、あまり良くない自分たちが出たかなと思います。
レギュラーラウンドを1位通過して、ファイナルに入ってから、 少し負けが増えてしまって、 試合になった時にそういう状況に対応しきれなかった。勝負強さがまだまだ自分たちには足りないのかなと思いました。でもここで経験できたことは自分たちにとって成長できるチャンスだと思うので、まだまだこの先に自分自身もつなげていきたいと思います。

●田代佳奈美選手

埼玉上尾さんとは2戦して、1セットもとれていない状況からの今日の3位決定戦でしたが、 自分なりに何かを変えないと勝てないとわかっていても、 勇気を出して変えようとするプレーをあまりできなかったことが反省点です。でも、今日の試合だけに限らず、リーグを通して自分も成長できた部分もあるので、そういった部分を頭に入れて、課題をもっともっと修正していければと思います。

――田代選手に。変えなければならないと感じた部分は?

田代:真ん中のゾーンからの攻撃が負けていると決定力がなく、本数も減っていました。 また、ジャッキー(シニアード)にブロックが2枚ついても、そこで何とか切りたいと思いながら上げていたので、そこはジャッキー頼みにならずに他のアタッカーでやりたいと考えて、昨日の試合も含めてやっていました。

――鍋谷選手に。先ほどキャプテンとしてきついことも言ったとおっしゃっていましたが、具体的にはどんなところでキャプテンシーを見せていたと思いますか?

鍋谷:チームが勝っている時は自分が何も言わなくてもまとまっていたり、いいプレーが出たりしていましたが、負けが出始めて「何かおかしい」という状態になった時にそれを何とか軌道修正するというのがキャプテンの仕事だと思っていました。そういった中で離れかけそうになった手をとってあげるとか、自分で思っていることを誰かに伝えたり、相談したりしつつ、みんなに話をするなどしながらやってきました。やはり昨日、今日の試合はキャプテンとして、チームがひとつになり、「さあ、行くぞ」という形になるために何かもう一歩が足りなかったというか、自分がもう少しチームに働きかけることができていたら、この状況は変わっていたのかもしれないと感じています。

――井上選手に。今シーズン、リベロとして、このポジションの素晴らしさを見る人に伝えることができたと思いますか? 今シーズンの収穫も併せて教えてください。

井上:もっともっと拾えるボールがあったし、もう少し質のいいボールを返すことができれば、セッターやアタッカーも楽にできたかなと思うので、そこの精度はもっと上げていきたいと思います。
リベロはただボールを拾うだけではダメで、チームを勢いづけたり、安心感を与えてあげられる存在でありたいと思っています。そういう意味で、このチームに入ってから、いろいろな選手とコミュニケーションをとったり、試合の中でも状況に応じていい声かけができるようにということを意識して取り組んできました。試合は負けてしまいましたが、チームにいい雰囲気を作るための働きかけは少しですが、できたのかなと思います。

今シーズンはリベロとしてずっと試合に出させていただき、周りの選手との兼ね合いもありますが、サーブレシーブの面ですごく自信になったシーズンだったと思います。シーズンを通して、コートの中がすごくよく見えていたり、相手の狙いがよく見えていたことによって、サーブレシーブだけではなく、ディグやつなぎの面でも落ち着いてプレーすることができたので、そこが自分にとっての収穫でした。
でも、やはり目指していた優勝には届かなかったので、自分ももっとひとつひとつのプレーの精度を上げて、チームを勝たせられるような選手になりたいと思います。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック