2021-02-19 06:00 追加
東レ・黒後愛主将、小川愛里奈「今日はどうしても勝ちたい、負けたくないという気持ちが強かった」V1女子会見
東レアローズ(女子)記者会見
SV女子
2021年2月14日にベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)で行われた2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN、東レアローズの記者会見コメントをお届けする。
2月14日 JT 0(14-25、20-25、30-32)3 東レ
●黒後愛選手(主将)
皇后杯以来のJTさんとの対戦ということで、いつもと違った緊張感が試合前にありました。ストレートで勝てたことを本当に嬉しく思っています。JTさんはドルーズ(アンドレア)選手に集めるバレーが強みです。その他にも嫌なことはたくさんありますが、その点(ドルーズ対策)が皇后杯で反省点として挙がっていたので、そこを頑張りたかったのですが…。正直そこに関しては満足できていないので、またJTさんとやりたいと今は思っています。
●小川愛里奈選手
皇后杯のJT戦ではストレートで負けてしまって、チームとしては何もできずにあっさり終わってしまったという感じがしました。今日レギュラーラウンド最終戦でJTさんと戦って、出だしからいい雰囲気でできたなと思いました。接戦になった時でも我慢強く自分たちのバレーができたので、今日勝利に繋がったと感じました。
●白井美沙紀選手
今週は1試合しかなかったので、前回皇后杯で負けたJTさんに挑むにあたって自分たちの中でしっかり準備ができたのかなと思っています。ここ最近の試合では一番の課題であった出だしの部分が、いい入りをチーム全員でできたのかなと。今日はこのような形で勝ててはいるのですが、来週のセミファイナル、ファイナルは簡単に勝てる試合ではないと思うので、明日からしっかり準備をして作っていきたいと思います。
●石川真佑選手
先週まで自分たちの出だしの入りが悪いという課題があって、今日の試合は出だしからいい流れでゲーム運びができたと思います。皇后杯でストレートで負けてしまった悔しさがあったので、今日はしっかり勝ち切ることができたので良かったと思います。
――皇后杯で負けたJT戦、レギュラーラウンド全勝がかかるなど、いろいろな要素がある試合だったが、平常心で入ることはできたか?
黒後:レギュラーラウンド最終戦、JT戦、正直私の中ではいろいろな思いがあったので、いつもと同じではいられなかったです。レギュラーラウンドの最終戦を勝ち切れるかどうかでファイナルラウンドに繋がると感じていたので、今日はどうしても勝ちたい気持ちが強かったです。
小川:今まで勝っている試合が多くて、次からセミファイナル、ファイナルで負けると終わってしまうので、ファイナルに向けて勝って終わりたかったです。正直私も普段と違って絶対負けたくないという思いは強かったです。
――黒後選手に。前の2/7の試合出場をしていなかったが、今日の入りの試合勘という点ではどうだったか?
黒後:先週の日曜日は先発でなかったので不安はありましたが、不安に思ってもいいプレーは出てこないと自分の中で切り替えて、今週の試合は入りました。
――小川選手に。試合のセットの後半にもトスが上がって頼られているように見えたが?
小川:前衛3回しかしない分、トスを上げてきてくれるのは限られてくるのですが、その中でチームが苦しい時になったら基本的にレフト側に集まることが多いと思います。それでもミドルが(相手ブロッカーを)引き付けたらサイドを助けられることができるので、そこは上がったら絶対に…関(菜々巳)、白井さんも持ってきてくれたので絶対に切りたいと思っていました。
(白井選手が「私、今日上げてないよ」と一言)
――白井選手に。今日は劣勢の場面で入ってセットを取ることに貢献したが、自身の出来は?
白井:いつも入るときは劣勢の場面だとか点数が負けている場面が多いです。どんな場面で入っても自分の役割は変わらなくて、とにかく声を出して盛り上げて、どんな崩れたボールでもアタッカーに「託す」ということだけです。今日は2枚替えで私と一緒に入った野呂(加南子)のスパイクであったりだとか、みんなのディフェンスが良かったです。本当に言い方は悪いですが、いつも「ただ騒いでいただけ」なんですけれども…。そういうのが自分の役割だと思っているので、そこはどんな試合、場面でも変わらずにやっていきたいと思います。
――小川選手に。ブロックが良く機能していると思ったが、JT戦にあたってディフェンス面で意識していたことは?
小川:JTさんはドルーズ選手であったり、絡みがある攻撃に対して、私はブロックが得意ではないですが、自分たちがディフェンスしやすいように、とにかく「まっすぐ跳ぶ」を意識していて、後はチームメイトが試合の中でいろいろ言ってくれたので助けられました。あとは大野(果歩)選手、井上(奈々朱)選手がつき方や状況を教えてもらったというのが大きいかなと思います。
――「まっすぐ跳ぶ」とは?
小川:流れて跳んでしまうと後ろの人がディフェンスしにくいです。テンポが速いとまっすぐ跳ぶのが難しいので、なるべく流れず、後ろの人がディフェンスしやすいように、前に出すというのを心掛けました。
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