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インタビュー

2015-06-18 17:45 追加

NEC山田晃豊監督 チーム力がつかんだ勝利

NEC優勝特集

V・プレミアリーグ 女子

IMG_3340-s2014/15シーズン、10年ぶりの優勝を果たしたNECレッドロケッツ。監督としては初優勝となった山田晃豊監督にチーム作りの話を中心にお話を伺った。

感謝の気持ちでいっぱいだった優勝の瞬間

ーー優勝おめでとうございます。現在、監督就任何年目でしたでしょうか?

ありがとうございます。今回、監督就任7年目での優勝でした。

ーーコーチ時代には何度か優勝を経験されていますよね?

3回経験しましたが、監督としては初優勝になりますね。

ーー優勝の報告は、元監督である葛和伸元さん(現・仙台ベルフィーユ監督)や吉川正博さんにはどのようにされたのですか?

優勝が決まってすぐに電話を入れました。長くは話をしませんでしたが、お二人とも「よかったなー!」と喜んでくれました。ずっと私のことを気にかけてくれていましたので…。優勝まで長く待たせてしまったなという思いです。

ーー監督として初優勝の瞬間、思ったことは?

本当にありがたいというか。本当に長い道のりだったもので、チームメンバーはもちろんですが、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいでした。

ーーこれまで関わってきた選手やスタッフみんなに感謝したいと?

そうですね。優勝がひとつの結実だとしたら、そこからまたスタートを切って、今回の優勝まで10年かかっているわけで。そう考えると、10年間、メンバーも変わっていく中で出会いや別れがあり、その人たちすべての努力の上に今回の優勝がまた結実したものだと思っています。そういう意味では歴代の監督、スタッフはもちろんですが、関係者すべての人たちの貢献の上に優勝を成し遂げられたものだと思っています。

ーーOGの方々と何かお話はされましたか?

一度チームを離れてしまうとゆっくり会って話す機会もなく、何で恩返しをするかと言ったら、やはりいいチーム、強いチームであること、そして、結果を出すことでしか恩返しができないと思っていましたので、その点では少しホッとしていますね(笑)

ーー今回、久光製薬が3連覇を狙っており、レギュラーラウンドもファイナル6も1位通過という状況でしたが、追う立場としてのプレッシャーはありましたか?

追う立場としてのプレッシャーはありませんでした。挑戦者として毎回対戦するといった感じでしょうか。レギュラーラウンドでは1度勝ちましたが、毎試合のように作戦を練って挑んでもなかなか勝てず、これでもか、これでもかという感じで毎回戦っていました。(笑)、決勝戦では、これまでの敗戦の中でヒントをいろいろ得られ、それがファイナルで成功したという感じです。

ーー例えば、どのようなヒントが得られたのですか?

試合をしていく中で、個々では到底太刀打ちできないということは身にしみてわかっていました。簡単に言うとチーム力ですけど、チームの総合力、集団の力で上回れるかというところがあって。オフェンスで言えば、いかにポイントゲッターを絞られないか。そこを個人で打ち破る力は正直まだないため、チーム全員でいかにオフェンスをするか。守備でも強いブロッカーがいたり、強いレシーバーがいたりということがあるんですが、トータルでいかに相手の攻撃に対してバランスよく対応するかというようなところをいつも考えていましたね。まあ、当たり前の話ですけど(笑)

ーー「チーム力」って、選手のみなさんも口々におっしゃっていましたが、そこがいちばんの勝因なのでしょうか?

だと思います。ベンチメンバーは14名ですが、ベンチ入りできない選手も含めて、ずっとそれぞれの立場でチームを作るというか、チームに貢献する、一人ひとりがチームを作っていくという取り組みを全員がしてくれました。ベンチに入れない選手であってもサポートであったり、試合になれば声を枯れるくらい出して、盛り立ててくれたりとか、「みんなで1点を取る」というような雰囲気を作ってくれたというのがチーム力につながったと思います。選手だけのミーティングでも一人ひとりが「今日の試合はこうだったよ」とか意見を出していましたし。

ーーキャプテン(秋山美幸選手)と副キャプテン(近江あかり選手)の力も大きかったのでは?

大きかったですね。秋山は経験も豊富ですし、(怪我など)辛い経験もしてきましたから。今リーグ、プレーも安定していてチームの勝利に大きく貢献してくれました。また、近江は「チーム力」のための中心的存在で、自分で点数を取る以外にも仲間にいかに点数を取らせるかという働きもできる、そういう選手ですね。MVPを取った時もチーム力を評価してもらった気がして、僕は嬉しかったですね。

ーー近江選手と大学時代から一緒にプレーしてきた山口選手が移籍してきたというのも大きかったのでは?

それもまた大きかったですね。チームが活性化したというか。山口は移籍1年目ではありますが、近江とはずっと一緒にプレーしていましたし、年齢層ですかね。近江あたりと近い年齢も多い中で入ってすぐ、山口の良さを出してくれましたし、性格的にも明るいキャラクターでメンバーの良さをうまく引き出すことのできるセッターだと思っています。

ーー近江選手も同じ大学というのもあるけれど、同じ年代の人が来てくれたことが力になったとおっしゃっていました。

それはあると思いますね。

ーーちなみに近江選手と山口選手は、山田監督の大学の後輩でもありますが、大学の話をされたりすることは?

あまりないですね(笑)

 
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