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ゲームレポート

2016-03-27 16:09 追加

V・プレミアファイナル 久光vs日立

V1リーグ 女子

優勝した久光製薬でしたが、今シーズン優勝に至る道は決して楽ではありませんでした。レギュラーラウンドは2位、ファイナル6では後1敗すればファイナル3進出ができない状況まで追い込まれました。ここからは簡単なデータを用い、今シーズンを振り返ってみたいと思います。

まずは図1~3をご覧ください。久光製薬のレギュラーはここ数年固定メンバーですので、チーム全体、サイドの石井選手、新鍋選手に注目して勝利と相関関係が高いといわれているアタック決定率のデータを出しました。年により多少ばらつきがありますが、平均をするとそれほど大きな差はありません。

図1 久光製薬アタック決定率

図1 久光製薬アタック決定率

図2 石井選手アタック決定率

図2 石井選手アタック決定率

図3 新鍋選手アタック決定率

図3 新鍋選手アタック決定率

次に図4~5の長岡選手のアタック決定率、フロントアタック決定率を見ると今シーズン落ちていることが分かります。特にフロントアタック決定率が顕著です。

図4 長岡選手アタック決定率

図4 長岡選手アタック決定率

図5 長岡選手フロントアタック決定率

図5 長岡選手フロントアタック決定率

久光製薬のレセプションは先に紹介した日立とは違い、直線的にセッターに返すAパス主義が垣間見えるものとなっています。ここ数年レセプションは変わらないのですが、サイドヘのセットがさらにスピードを重視したものになっているように思います。このためアタッカーが充分な助走が取れない、セットの精度が悪くなりアタッカーが本来のスパイクが打てないことなどに繋がり、フェイントをするケースが増えています。長岡選手のフロントでの決定率が下がっているのは、長岡選手が主に打つライトポジションでスピード重視のセットに対応できていない可能性があります。ファイナルを含め特にシーズン後半からセンターからのバックアタックやフロントセンターの時間差攻撃を使うようになりましたが、ライトポジションでアタックが決まらないため直感的に選択したのかもしれません。
Vプレミアリーグが終わると例年は黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が次の目標となりますが、今年はリオオリンピックの世界最終予選が直後にあります。準備期間が短い中で重要な大会を迎えることになりますがコンディションを整えオリンピックの出場権を勝ち取ってほしいと思います。

文責・写真:黒羽白

引用データ
・ Vリーグオフィシャルサイト http://www.vleague.or.jp

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