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インタビュー

2016-11-11 17:00 追加

「うまいより強い選手に。『軸』になりたい」石井優希

SV女子

pic_0074-s──いいですね、そんな素敵な人になってください。では最後に、V・プレミアリーグ(10月29日開幕)について、今季に懸ける思いを聞かせてください。

昨シーズンも1試合1試合と思ってやってきて、そこは変わらないですが、立場としてやることは変わってくる。それをやりながら勝利につなぐことが大事になってくるし、そうやることで自分の自信にもなると思うので、その積み重ねを大事にしていきたい。苦しかった昨シーズンの気持ちを忘れずに。同じことをやっていたらまた苦しい展開になる。全てのチームが久光製薬スプリングスの優勝を阻止してくると思う。何があっても信頼関係は崩さずに戦っていきたいです。

 

──昨季は「自分が崩れなければ勝てると思いながらサーブレシーブを練習した」と聞きました。リーグで一番狙われて899本(トータルでは1203本)受けながらも耐えて優勝。今季はどんなテーマで臨みますか?

サーブレシーブは変わらず狙われると思うのですが、それは当たり前と考えて、今シーズンは「軸」になりたい。相手から嫌な選手と思われたい。ミユはそうだと思うんです。マークしないといけない選手が多ければ多いほどチームにとってはいいので。相手からすれば私はまだまだそういう存在でないかもしれないので、相手に「乗らせたくない」と思われる選手に。あとは波があってはダメなので安定感をつけていきたいです。

 

──では、リーグやこれからの石井選手の活躍を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

夜遅かったり朝早くてもオリンピックを全部見てくださり応援していただき、すごく後押しされました。結果を出せずに帰国したのに温かい声をかけてくださって、「本当に支えられているな」と思います。結果を出すと一緒になって喜んでくださるので、ファンの皆さんに恩返しするためにも結果を出したいです。まずは今シーズンの久光製薬スプリングスから勝利をプレゼントして、全日本につなげていきたいと思います。ファンの皆さんもブレずに(笑)応援よろしくお願いします。

東京オリンピックは地元ですし、4年後ってあっという間だと思います。それまでにバレーを野球やサッカーに負けないくらいもっともっとメジャーにしたい。バレーを好きになってくれる人を増やしたい。ブラジルってバレーが盛んですごい人気だったんです。日本もそれぐらいになっていけるように、ファンの皆さんと頑張っていきたいと思います。

写真:FIVB、久光製薬スプリングス提供

 

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