2017-05-06 13:01 追加
海外挑戦表明の柳田サントリーラストの試合を終えて「世界での経験が浅い。2020年までに補う」
V1リーグ 男子 / 全日本代表 男子
——海外挑戦されるということで、いちバレーボーラーのレベルアップもあると思うが、ひいては代表のレベルにつながると思いますが?
柳田:そうですね。海外でプレーする選手はそう多くないと思いますし、日本人選手で。そこで僕自身がプレーすることによっていろんなところに還元できると思っているので。そういう意味ではもし海外に行けるとしたら、ひとつひとつ無駄のないように過ごしていきたいと思っています。
——東京(オリンピック)へ向けてというのが大きいですか?
柳田:そうですね。僕の中ではまだまだ世界に対する経験が浅いと思っています。それを2020年までに補うというか、わかるものにするためには、まだまだこのスピードじゃ足りないと思います。そういった経験を大事にしたいと思います。
——今の発言を聞いていると、焦りも感じますが、どういった部分が足りないと感じますか。また、海外に出るということはある程度助っ人としての活躍が求められると思います。自分では何が通用すると思いますか。
柳田:僕に対しては、身長では勝てないので、それ以外の攻撃面をしっかり磨いていきたいというのもありますし、世界に通用するものを試したいというものもありますし、もちろん助っ人として見られるのはわかりますけど、そういったところは個々各々の見られ方だと思うので、僕はそれを気にするわけじゃなくて、僕は僕なりのバレーボールをしたいなと単純に思っています。
焦りに関しては、2020年にまず一つ、照準を持っていってるというのはみなさんおわかりだと思いますし、その中でこのリズムで今のまま、ダラダラだとやってしまったら、僕の身長でこの技術で必要ないと思われてしまうのは当たり前かなと思うので。そう言った意味で、海外でプレーして当たり前のようにバレーボールは、そういった人たちとできるのはステータスになると思う。それを僕の中でスタンダードとして代表に戻ってこられたらと思います。
——現時点で通用すると感じる部分は?
柳田:大きな選手に対してどういったプレーするかという引き出しの部分だと思う。そういったところは、通用するというか、通用したいという気持ちが強い。サーブとブレイクを一つの大きな場面を作るのは通用すると思う。
——語学の勉強は? 柳田:捗ってないです。(何語?)英語です。(いつ頃から?)半年前からだったんで、勉強に近いことからして、しゃべるしゃべらないもあるんですけど、しゃべるべき人も周りにいないので。自分ができることだけで、教科書みたいなことをするだけ、あとはこれからどうしようかなと。お金をかけるのか、そういう人をそばにおくのか。それは必要だと思うし、これから代表であっちこっちいくので不安ではあります。
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コメント
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山田太郎 [Website] 2012.04.20 13:00
柳田くんは、彼が高校生の時からのファンです。当時は生意気な感じがしたけど、今は控えめな感じがさらに応援したくなりますね。
日本代表はダメかなーと思っていたら、しっかり入ってきたし、彼は敵に脅威を与えられる日本では数少ない選手。
海外で更に成長してくれるでしょう!