2017-06-30 08:30 追加
中田久美全日本でどう頑張りたいか 宮下遥 奥村麻衣 井上琴絵 堀川真理 小幡真子
全日本代表 女子
「大事な1本目の返球をテンポよく」
──リーグで成長できたところは?
前のシーズンはけがで出られなかったのですが、今シーズンは開幕から出場させてもらいました。チームが練習してきたことプラス、守備の要として自分が自信を持って取り組んできたことなどで、うまくいくことも多かったんですが、試合勘が戻らないまま試合をしていたこともあって調子が上がらないときも続きました。
後半は役割が変わってピンチサーバーで出ることが多くなって、途中から出る難しさも初めて経験して、その短時間で自分の持ち味を出すにはどうすればいいか悩んだり……それでも、試合を重ねるごとにサーブやワンポイントのディグというところに自信を持って取り組めるようになったことは、リーグを通して学べたことだったと思います。サーブは試合の流れを見ながら自信を持って的確に打てたと思います。
──日本代表として頑張りたいことは?
自分の持ち味を出せるように。一番得意なのはディグなので、そこでアピールしたいです。年上の方だと思うので、前に選ばれたときとは役割が変わってくると思います。監督が求めるバレーを聞けたので、そこに対して自分の強みを発揮してチームが勝つために頑張りたいと思います。今年はまず戦力として試合に出られるように頑張りたい。外国人とやるのは久しぶりですが、やりながらしっかり対応していきたいです。
速いバレー、テンポのいいバレーをするためには「1本目の返球」が大事になってくるので、サーブレシーブもディグのレシーブも高く上げすぎず、テンポのいいボールが供給できるようにというのを意識して。自分はそういう返球の方が得意なので楽しみです。
初めて一緒にやる選手が多いし、年下の選手がほとんどなので、コミュニケーションの部分は練習中もそれ以外でもしっかり話をすることを意識してやっています。コート内でもチームが違えば、約束事が違うので話さないとわからない。全日本で一つのチームを作るので、練習中から声を出して、「自分はどうしたい」「どうしてほしい?」と話していきたいと思います。
同じカテゴリの最近の記事
- 大阪マーヴェラス・田中瑞稀「一瞬の閃きが勝利につながった」、林琴奈「バレーを楽しむ気持ちが大事だと思った」、西崎愛菜「この仲間とだったら優勝できるって思っていた」 SV女子 [SV女子] / 2025.05.06
- NECレッドロケッツ川崎・佐藤淑乃 「1年目のシーズン、1年目の鮮やかな涙」 SV女子 [SV女子] / 2025.05.06
- 合言葉は"これで優勝できるのか?" SAGA久光スプリングス・平山詩嫣が目指すもの SV女子 [SV女子] / 2025.04.25
- 大阪MV・田中瑞稀「どうやって1点を取るか、1人1人が考えを持ってプレーできたことが勝因」 SV女子 [SV女子] / 2025.04.25
- デンソー・川畑遥奈主将「体力面でもメンタル面でも、チーム全員が鍛えられた試合だった」 SV女子 [SV女子] / 2025.04.24
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.