2017-08-15 08:00 追加
石川祐希「食べ物が少しつらかったけど、それも経験」
石川祐希 アジア選手権を振り返って
全日本代表 男子
ーーアジア選手権をふりかえって
ワールドリーグから試合続きで、チームとしても疲労していて、なかなかコンディションが上がらない状態だったんですけど、それでもこういうふうに優勝できたことは良かったです。
ーー大会MVPを受賞して
MVPとらせていただきましたけど、自分としては今大会そんなに調子が良いわけではなかった。むしろ、周りのみんなに助けられてのMVPだったと思います。
ーー個人の調子というのでどこが違ったのか
ワールドリーグはヨーロッパとかオーストラリアで、食事の面でも良い環境だった。今大会は、インドネシアという初めての国で、食事の面でもよいとはいいづらい環境の中で、自分のコンディションを整えるのが非常に難しかった。そういう環境面でのやりづらさがあったなかでも結果を出すことができたのは、チームにとってプラスになった。
自分自身のプレーはまだまだ課題が残る大会だった。
ーー大会を通じて、スパイクなどを量産されていましたが、収穫と課題は。
収穫は先程も言いましたように、連戦が続いても結果を出すことができたこと。課題は、自分に関して言えば、サーブについても、レシーブについても、スパイクについても出来には満足できない大会だった。
ーーどういうふうにモチベーションを維持しましたか?
相手を倒す、自分たちがやることをやって倒す、質までこだわって倒すという
ーー予選でも決勝でも当たったカザフスタンは、日本が敗れた韓国に勝ちましたし、侮れない相手だったのでは。
カザフスタンは、大会中どんどん成長していったチームだと思います。予選で当たったときと、決勝で当たったときとは違うチームのようでした。なので、決勝では1セット取られてしまいましたが、それでもこちらもしっかり取り返すことができたのでよかったですね。
ーー大会を通じて、ブロックがとても良かったのでは。
いいときもありましたけど、ずっと安定してすごく良かったわけではないので、もっと向上したいです。
ーーグラチャンに向けて。具体的にどういった練習を?
日々の練習の中でミスを無くすことを意識する。日頃の意識から変えて、もう一度改めなおして練習していければ。
ーー深津さんに聞いたのですが、韓国戦負けたあとにミーティングをされたと。
韓国戦で負けたので、切り替えというか、そのままではいけないと思った。若手が変わったのかなと思います。そこからトーナメントに入っていったので自然とモチベーションが上がりました。
ーー柳田選手について。流れを変える彼のサーブについて。
やっぱり柳田さんのサーブは、流れを変えることができるサーブ。みんなもそのことを期待しているし、それにしっかり応えていると思う。他の選手のサーブと違うところはスピード。ミスもあまりしないので見習いたい。
ーーグラチャンに向けて
1ヶ月あいだがあるので、今回でた課題を強化してグラチャンに臨みたい。
ーーこのチームとやるのが楽しみというのはありますか?
いや、どのチームも強いので、どのチームと当たるのもとても楽しみです。自分の力が試せると思いますから。
聞き手、写真:中西美雁
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