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2017-08-15 00:35 追加

アジア選手権 全日本女子、タイに3-1で勝ち、順位決定予備戦を首位通過

アジア女子選手権 順位決定予備戦第2戦の結果

全日本代表 女子

 第19回アジア女子選手権大会は14日、フィリピンのマニラで順位決定予備戦第2戦の試合が行われ、日本はタイと対戦した。

 スターティングメンバーは、新鍋理沙、荒木絵里香、内瀬戸真実、古賀紗理那、奥村麻依、佐藤美弥、井上琴絵。

 第1セット、出だしから、新鍋や古賀のスパイクでサイドアウトを奪うも、日本はタイの多彩な攻撃に苦しみ、一進一退の展開に。中盤はタイが堅実なサーブレシーブから攻撃を仕掛けて点を重ね、13-17と点差をつけられる。内瀬戸に代わり、ピンチサーバーで入った鍋谷友理枝のサービスエースや、荒木のクイックで流れを引き寄せ、少しずつ点差を縮めると、終盤には奥村が立て続けに得点したが、最後まで相手エースに攻め込まれ、22-25でセットを落とした。

 第2セットは内瀬戸を鍋谷に代えてスタート。序盤、鍋谷や新鍋のサーブが走り、6-3と日本がリードするが、そこからミスが続き、6-6の同点に。その後、荒木のブロックや古賀、新鍋のスパイクで点を重ねるも、リズムを掴みきれずに12-12の場面でタイムアウトを要求する。終盤は新鍋と古賀がコースを狙ったスパイクを決めてブレイクを重ねると、徐々にタイとの点差が開く。最後は、古賀の鋭いスパイクがストレートに決まり、25-20で日本がセットを奪い返した。

 第3セットは第2セットと同じメンバーでスタート。序盤から、古賀のスパイクでサイドアウトを切ると、セッター佐藤と奥村の息の合った移動攻撃も決まり、日本ペースで試合が進む。中盤も、古賀や新鍋を中心に攻撃を展開し、19-15と流れは日本に傾いたが、ここで体育館が停電するというアクシデントに見舞われ、15分程度の復旧時間を経て試合が再開した。その後、タイの巧みな攻撃に押され、24-22と追いつかれたが、ここでタイムアウトを取った日本がタイのリズムを崩してサーブミスを誘い、25-22でセットを連取した。

 第4セットも第2、3セットと同じメンバーでスタート。第3セットの流れのまま、古賀のスパイクが連続で決まり、奥村や鍋谷のブロックも冴え、序盤から日本ペースで試合は進んだ。中盤も粘る相手に対し、鍋谷や新鍋がキレのあるスパイクで相手ブロックを破って点を重ね、18-13と点差を離す。しかし、21-16と日本リードの場面から、タイのコースをついた攻撃が冴えると、日本のサーブレシーブが乱れ、22-23と逆転を許してしまう。最後は1点の奪い合いとなったが、古賀が23、24点目を決め切ると、相手の連続ミスで26-24。日本が接戦を制してセットを奪い、セットカウント3-1で勝利した。 

 この試合の結果、日本は全勝となり(同組の中国戦は、1次リーグの試合結果が持ち越されている)、順位決定予備戦を首位で通過した。次戦からクウォーターファイナルラウンド(1-8位)となり、日本は15日(火)15時(日本時間16時)より、順位決定予備戦E組4位のベトナムと対戦する。

■試合後のコメント
古賀紗理那選手
3-1で勝てたのはよかった。「集中力を切らさずにやっていこう」と話をしていた。3セット目の停電の後も集中力を保てたことが、4セット目にもつながったので、よかった。

写真:AVC

JPN-THA_8291

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