2017-11-20 00:32 追加
久光製薬9連勝 新鍋理沙「レセプションやブロックとディフェンスの関係をよりよくしたい」
V・プレミアリーグ女子の結果
SV女子
V・プレミアリーグ女子は、19日、川崎市とどろきアリーナと俵田翁記念体育館で試合が行われた。
首位の久光製薬はNECにストレートで勝ち、開幕から負けなしの9連勝、26ポイントとなった。試合後の記者会見で、酒井新悟監督は「全日本組が戻り、外国人選手のアキンラデウォ選手の合流してからのチーム作りだったが、思った以上に機能している。アキンラデウォ選手のバレーに取り組む姿勢もプレーそのものも見て学ぶものが多く、選手たちもリスペクトしている」と現在の状況を語った。
また、久しぶりにスタメンでトスを上げた古藤千鶴選手は、「日本で勝つだけではなく、世界で勝つチームを目指していることに変わりはないので、誰が出ても勝つチームを作り続けていくために、もっともっと一人ひとり、試合に出ても出なくても、チームの勝利のために自分が何をするのかという役割を明確にしてリーグ戦を戦っていきたい」と今後の抱負を話した。新鍋理沙選手は、「レセプションやブロックとディフェンスの関係の精度を上げていきたい。サーブで崩せてはいても、ハイボールでブロックに当たっての失点とか、ブロックの間を抜けたところにボールが落ちたりとか、結構(相手のトスが)ぶれた後の展開で点数が取れていないことも多いので、ブロックの精度とディフェンスとの関係をしっかり詰めていきたい」と課題について話した。
同じ川崎会場では、デンソーが3-1で勝ち、4位に浮上。川北元監督は「勝ち点3が取れたのは大きい。選手たちが自分たちの役割に徹してプレーしていた。結果にとらわれず、選手たちの頑張りを讃えたい」と話した。石田瑞穂主将は「鍋谷のサーブ7得点など、全員で攻め、ディフェンスも粘り強く点に結びつけることができた。今後2レグを戦う上ではオフェンス面の決定力とサーブが鍵になると思う」と試合を振り返った。
一方、山口会場では、JTが東レを3-1で破り、6勝目。18ポイントで2位をキープした。また、連敗が続いていた日立は、トヨタ車体にフルセットで勝ち、開幕から2勝目を挙げた。甲斐祐之監督は「フルセットまでもつれたが、全員の力で勝つことができ、やっと選手たちの笑顔を見ることができた。このままの勢いで来週も頑張りたい」と話した。
●順位 チーム 試合数 通算ポイント 勝 負
1 久光製薬 9 26 9 0
2 JT 9 18 6 3
3 トヨタ車体 9 14 4 5
4 デンソー 9 12 4 5
5 上尾 9 11 4 5
6 東レ 9 10 4 5
7 NEC 9 10 3 6
8 日立 9 7 2 7
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