2017-12-25 12:40 追加
皇后杯 決勝会見コメント 多治見麻子監督「監督としての日本一は選手の時とは別な意味での嬉しさを感じる」 川北元監督「お互いにいいプレーのできたゲームだった」
SV女子
■トヨタ車体クインシーズ
・荒木絵里香選手
ゲーム内容は決してよいものではなかったが、トーナメントの決勝戦で勝ち切れたところはすごくよかったと思う。個人的にはミスも多く、うまくいかない時間もあったが、最終セットを取ることができたのはよかった。
・竹田沙希選手
今日、決勝戦を迎えるにあたり、硬くならずに目の前の1本をひとつずつ全員で取りに行こうと話してスタートした。リズムをなかなかつかめない場面もあったが、「我慢すれば絶対にチャンスがくるから」とみんなで言い続けて、1本1本をしっかり追い続けたことで最後の1点が取れたと思う。最後はネリマン選手に託す部分もあったが、必死につないで勝てたことは本当によかったと思う。
・高橋沙織主将
出だしは自分たちのリズムがなかなかつかめなかったが、1本1本つなぐことによってリズムが生まれた。うちは粘りを武器にしていると思うので、そういう部分で相手と戦うことができ、結果につながってよかった。
・比金桃子選手
正直、今は気づいたら勝っていたというような印象。本当に、優勝というよりは1点1点の積み重ねの結果がこうしてあらわれたのではないかと思う。
ネリマン選手との信頼関係を数か月間で積み上げてきているので、勝負どころではトスを託した。ただし、それまでに要所要所で髙橋選手が点を取ってくれたり、竹田選手がパスをしっかり返してくれたり、荒木選手がブロックとスパイクでインパクトを与えてくれているからこそ、最後にネリマン選手が決められる。全員の頑張りが反映されている試合だったと感じている。
・多治見麻子監督
最後の最後までどっちが勝ってもおかしくない内容のゲームだった。選手たちが「勝ちたい」という気持ちを出し切ってくれたのが最終セットを勝ち取った要因だと思う。選手の頑張りに勇気をもらい、とても感謝している。
前回トヨタ車体が優勝した時、私は対戦相手のパイオニアで現役選手だったので、まさかまた監督としてこの場所に戻ってきて試合ができるとは当時は思っていなかった。監督として日本一になれるというのは、選手の時とは別な意味で嬉しく感じる。
写真:堀江丈、黒羽白
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