2018-01-06 08:00 追加
新主将に聞く 奥村麻依(JT)「1本に集中してみんなでフォロー、全員で日本一を取りに行きます!」(後編)
新主将に聞く 奥村麻依(後編)
V1リーグ 女子
バレーボールの2017/18V・プレミアリーグ女子で、レギュラーラウンド首位の久光製薬スプリングスを追いかけるJTマーヴェラス。吉原知子監督が就任して3シーズン目の今季はチームとして成熟、リオ五輪金メダリストのセルビア代表・ブランキツァ・ミハイロビッチも加わり、一丸となってプレミア頂点を目指す。
今シーズンから新しくキャプテンに就任した奥村麻依選手が語る今のJT、「日本一!」への思い。
──吉原監督が就任されて3シーズン目。改めて振り返ってみていかがですか。
奥村:1シーズン目は体力もなかったし、バレーの知識的にもあまり理解ができてなかったので、まず「基礎体力、基本」から。こういうときはこうした方がいい、ラリー中は絶対コンビに参加するといった基礎をやりました。2シーズン目は「バレーの理解力を深める」ということで懇々と教えてくださったんですが、それがなかなかプレーにまで移せなくて。頭では理解できるけど、どうやって行動に移すのか、みんなよくわからずで。3シーズン目になってやっと、前よりプレーに移すことができるようになってきた、リンクしてきたというか、トモさん(吉原監督)が言っていることもみんなすっと中に入ってくるし、それをどうしていくか、すぐにできることが多くなってきました。まだ修正できていない部分もありますが、2シーズン目よりはプレーに移せている選手が多くなってきたと思うので、やっとバレーを理解してできるようになったのかなと思います。
──時間かかりますよね。
奥村:かかりますね。
──意識面も。メンタルを鍛えられてきました。
奥村:メンタルのことは常に言われますけどね(笑)1シーズン目はほぼメンタルでしたね。メンタルだメンタルだメンタルだと。「できるのになんでやらないの?」と。2シーズン目もメンタルと言われて、今シーズンも言われるときもありますが、多少は減りましたね。
──吉原監督の最初の言葉は「覚悟を持ってきて」でしたか。
奥村:「妥協しないで覚悟を持って来て」。怖いーって思いました(笑)
──そこから始まったんですね。そうして成長してきて、今季はセルビア代表・ミハイロビッチ選手が加わりました。学ぶことは多いですか。
奥村:初めは、ほんとに来るの? って思いました(笑)プレーは当たり前にすごいですが、私生活の部分でもコミュニケーションを取ってくれる。明るくておちゃめな部分がいっぱいあるので、みんなけっこう「ブランキー、ブランキー」って会話しています。たまに試合中にプレーがうまくいかなくて、ああーーっ! てなることもありますが、他の人が決めたらすごく喜んでくれたり、すごくいい子だなと思います。
──一生懸命、拾っていますし。
奥村:そうなんです。あんなに大きいのに全部頑張っているから。しかもよく動くしすごいなって思います。いい雰囲気です。バレーに対して熱いですし。
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