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ゲームレポート

2018-01-24 20:40 追加

新加入対決は三重がホーム北海道に逆転勝利!V・チャレンジリーグ2東川大会レポート(前編)

V男子

第2試合 ヴィアティン三重 3-2 ヴォレアス北海道

21-25
25-21
23-25
25-22
15-13

スターティングメンバー
北海道)3MB田城 6S中村 5WS家近 7MB関根 19OP陳 16WS杉谷 L10白石
三重)1WS田中 8MB長谷川 20OP落合 19WS中村 15MB茶屋道 3S野垣 L17高野/9打田

試合を通して果敢に攻めた中村選手(右)

第1試合を戦った2チーム同様、先週試合がなく1週空いた北海道と、先週は四日市でホームゲームを戦った三重。V・チャレンジリーグ2新規参入同士の戦いは非常に熱いものとなった。

安定感でチームを引っ張った田城選手

第1セット流れに乗ったのは三重だった。北海道の乱れをついて果敢に攻め、得点を重ねた。その後、両者持ち味を活かしての目まぐるしい攻防が続き、そのたびに会場は盛り上がりに包まれた。
第4セット、セット途中でセッター中村を山口にスイッチした北海道が、なんとかフルセットにもつれ込むと、ファイナルセットは序盤から北海道が主導権を握る。8-4でコートチェンジし、その後10-5まで北海道がリードする展開。しかし、三重はその2回目のタイムアウトから、田中のサーブが効果的に決まり、たちまち点差を詰めていく。11-11と同点になったところで、北海道は急遽2枚替えで新加入の佐々木をもデビューさせたが、三重が競り合いを間一髪制し、大逆転で勝利をものにした。北海道はホームで初黒星を喫した。

ヴィアティン三重・亀田吉彦監督「ヴォレアス、大いに意識しています」


--劇的な勝利おめでとうございます。

前回の対戦(2017年12月3日)で1-3で敗れたときは、サーブとブロックにやられました。この試合に向けてビッグサーブへの対策をしてきました。この試合では相手が攻めきれない状況でミスが多くなり、逆にこちらが攻めて序盤すすめることが出来ました。
4セット目は、とにかくヴォレアスへの応援が多く、アウェー感がすごくて、接戦を取りきれず、第5セットは出足抜け出たいと思いましたがうまくいきませんでした。今季、ここまでフルセットで敗れるパターンが多かった(9節終了時点で1勝3敗)のですが、思いっきり攻めるしかない、と、開き直って、ウチの持ち味である拾ってつなぐ展開に持っていけました。

--ヴォレアスとは同時期に申請し、ともに今季V・チャレンジ2初登場ですが、意識するところはありますか。

大いに意識しています。クラブのなりたちとしてはウチと近いところがありますし、ヴォレアスのマネジメント部分について尊敬するところがあります。広報同士連絡を取りながらともに成長していこうとしています。

--今回ヴォレアスのホームで東川にいらっしゃって、ホームゲームはいかがでしょうか。

これまで、一ファンとしてVリーグを見ていての印象も含めてですが、ヴォレアスのホームゲームは、ファン・ファースト、見に来る方に、すごくバレーボールを楽しんでもらおうという設定をされていると思います。それはこのシーズン、ヴォレアスと一緒に戦っていても感じます。
三重はちょうど先週まで4回ホームゲームをおこなったところです。同じように運営を重要視しておりますし、ヴォレアスのホームゲームには、ウチにはないかっこいいところがあって参考になります。

--来季のスーパーリーグへの再編成について、三重はS3申請中ということで、来季も3部での戦いとなるようですが、現在上位にいるのに、という思いはありませんか?

それはシステムなので……。今のところで、チャレンジしていきたいと思います。

--明日に向けて、美味しいものなど召し上がる予定などはありますか?

(この試合が終わったのが19時過ぎ)明日は第1試合なので、これから宿に帰ってさっそくコンディションを整えます。

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