2018-05-26 17:44 追加
ネーションズリーグ男子大会 全日本男子、オーストラリアに3-1で勝利し、白星スタート
ネーションズリーグ男子大会 予選ラウンドの結果
全日本代表 男子
ネーションズリーグ男子予選ラウンド第1週・第1戦が25日、フランスのルーアンで行われ、日本はオーストラリアと対戦。3-1(25-18、25-15、23-25、25-17)で勝利し、初戦を白星で飾った。
次戦は26日(土)20時(日本時間翌3時)から、フランスと対戦する。
オーストラリア戦のスターティングメンバーは、西田有志、李 博、福澤達哉、柳田将洋、山内晶大、藤井直伸、井手 智。
第1セットは、藤井のサーブでスタート。崩れた相手のミスで先取点を奪った。序盤は開幕戦の硬さもある中、お互いにサイドアウトの取り合いとなる。李のブロックが決まり、8-6でテクニカルタイムアウト。
その後も福澤の連続ブロックで10-6とリードする。サーブレシーブが乱れ、連続失点したが、西田や福澤の攻撃でリズムを作ると、李のサービスエース、キャプテン・柳田のブロックが決まり、16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
山内にもブロックが出て相手を引き離すと、李の活躍が続き、25-18でセットを先取した。
同じメンバーで迎えた第2セット、序盤はブロックフォローから粘りのあるラリーを西田が決めきり、李がサービスエースを奪ってリードする。福澤のスピードあるサイド攻撃や李のブロックも決まったが、サーブレシーブの乱れから失点し、10-10でタイムアウトを要求。藤井のサーブで崩し、柳田のパイプ攻撃が決まって再びリードすると、お互い得点を重ね、16-13でテクニカルタイムアウト。
柳田のサーブが走って21-14までリードを広げ、相手はタイムアウトを使い切るが、タイム明けにもサービスエースで22-14。その後も危なげない試合運びで、最後は福澤がスパイクを決め、セットを連取した。
第3セットも日本のメンバーは変わらず、後のない相手はメンバーを変更してスタート。サーブレシーブを連続で崩され、立ち上がりは失点を重ね4-7。西田のサービスエースや福澤のパイプ攻撃が決まり、7-7 で追いつく。相手もサーブで攻める展開からクイックを絡めた攻撃のリズムを作り始め、追いかける展開に。
15-16 でテクニカルタイムアウト後、柳田のサーブで崩し、連続得点する。サーブレシーブも落ち着いて逆転、20-18 とするが、スパイクを決めきれずに連続失点し、競り合いのままセット終盤へ。李のサービスエースが決まるが、相手も必死に食い下がり、セットを失った。
第4セット、切り替えたい日本は序盤、李のクイックやブロックで連続得点。藤井の好レシーブから柳田もスパイクを決め、サーブでも押してリードを広げた。藤井と李のコンビが冴えると、李はさらにブロックを決め、13-7に。主導権を握った日本は、レフトから西田が決めてマッチポイント。最後は相手のサーブミスで25-17 とし、幸先よく開幕勝利を飾った。
■矢島久徳強化委員長のコメント
キャプテン柳田選手を中心に各選手が自分の役割を十分に発揮し、戦術面でも日本の思惑通りに展開できた試合だった。
特に李選手は両チーム最多の18 得点と、特筆すべき活躍。全日本2年目の藤井選手がテンポの良いトスワークでリズムを作りつつ、さらにコンビの精度を上げ、強豪国と渡り合えるレベルにしていきたい。西田選手も18 歳とは思えない、物おじしない大胆なプレーを見せており、大きなポテンシャルを感じる。
これからランキング上位国との厳しい戦いを迎えるが、練習で積み上げてきたことをいかに出せるかが課題となる。引き続き、試合を通じてチームが練られるよう取り組んでいく。
写真:FIVB
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