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インタビュー

2018-05-28 18:00 追加

古賀紗理那「私の役割はコートに入ったら点をとること。そこにこだわってやっていきたいです」

全日本代表 女子

ネーションズリーグ豊田大会、ベルギー戦に勝利した後の笑顔の1枚

印象的だった2010年の世界選手権

――世界選手権について。4年前は高校生で寮生活だったと思うのですが、テレビで観ていましたか?

古賀:その時はあまり観れなかったのですが、そのもうひとつ前の8年前の大会が印象に残っています。日本で開催され、テレビも日本戦は完全中継だったので、よく観戦しました。当時は中学生だったのですが、銅メダルを獲得したのを見て、「すごいな」と感動したのを覚えています。

――その時に印象に残っていた選手はいますか? 例えば、同じポジションの木村沙織選手はその後、全日本で一緒にプレーされていますが…?

古賀:沙織さんももちろんですが、竹下佳江さんや佐野優子さんのプレーも素晴らしく、全員がチームとして機能してるなというのが印象として残っています。

――ご自身は世界選手権は初めての出場になると思いますが、どう戦っていきたいですか?

古賀:常に万全なコンディションでできるのがいちばんだと思います。そのためにも、その日のうちにしっかり疲れをとって、次の日の試合に備えるようにしたいですね。その前にネーションズリーグがありますが、やはり連戦になりますので、この大会でも試合はもちろん、コンディションづくりという意味でもいい練習になると思います。なので、まずはネーションズリーグをしっかり戦いたいですね。

――ウイングスパイカーは層が厚く、レギュラー争いも大変になると思いますが、その中で自分のどういうところをアピールしていきたいですか?

古賀:先ほどもお話ししましたが、コートに入ったら点数をとるということにこだわってやっていきたいです。

――点数をとるためにどんなところに力を入れていきたいですか?

古賀:NECよりもトスが速いので、まずはそれに体全体が慣れることですが、久美さん(中田久美監督)もおっしゃっているように、目的はトスを速くすることではなく、点数をとることです。そこはセッターとしっかりコミュニケーションをとりながら、「こういうトスがほしい」とか詰めてやっていけたらと思っています。それから、バックアタックも、自分がサーブレシーブしてからも積極的に参加して、常にフロントだけではなく、バックにも相手の意識が向くようにやっていきたいと思っています。

――昨年の全日本ではサーブレシーブをしないポジションに入ることもありましたが、今シーズンはサーブレシーブに入る方向ですか?

古賀:(取材日の時点で)そこはまだわかりませんが、もちろん練習はしています。

――サーブレシーブは嫌いではない?

古賀:はい、苦手意識はありません。

――攻守にわたり、何でもできるところもセールスポイントですよね?

古賀:でも、ディフェンスはまだまだ成長していかなければならないと思うので、先輩たちのプレーを見て、しっかり学びたいと思います。

――現在、全日本にいる先輩でこの選手のここを学びたいという部分はありますか?

古賀:うーん、今すぐには思いつかないです(苦笑)

――全日本の現在活動しているメンバーの中では下から2番目ということですが、年齢は関係なく、さまざまな場面で先輩たちと仲よくされている姿が印象的ですが…。

古賀:そうですね。皆さんと仲よくさせていただいています。

――今日は練習でお疲れのところ、ありがとうございました。

聞き手:高井みわ
写真:中西美雁、FIVB

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